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韓国・ベント監督、ブラジルを「世界最高」と称賛…未勝利続くセレソンだが「アジア諸国とは違う」

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パウロ・ベント監督がブラジルをリスペクト

 韓国代表は19日、UAEでブラジル代表と親善試合を行う。前日会見に出席したパウロ・ベント監督は、ブラジルを「世界最強」と称賛。不調にあえぐセレソンとはいえ、警戒感を抱いているようだ。

 カタールW杯アジア2次予選でレバノンとスコアレスドローに終わった韓国は、中4日を経てブラジルとの親善試合に臨む。韓国は過去にブラジルと5度対戦し、1勝4敗と負け越しており、韓国『news1』はブラジルを「ベント体制で最も強い相手」と記している。

 一方でブラジルはコパ・アメリカの優勝後、国際Aマッチでは3分2敗と未勝利が続く状況。それでもベント監督は「いつ、どの状況に置かれていても疑う余地のない世界最高のチーム」とブラジルを警戒。「今まで私たちが対戦した国のなかで最高だ。個人の技量、技術、フィジカルともに優れている」と続けた。

 ブラジルのチッチ監督とは「個人的な親交がある」というポルトガル人のベント監督。不振に陥るセレソンだが、チッチ監督へは「称賛しかない指導者だ」と尊敬の念を抱いている。そのうえで「監督はいつも難しい仕事であるが、そのなかでも、ブラジルの監督はより困難である。ブラジル・セリエAで1シーズンを見てみると、16~17チームは監督が変わっている。コパ・アメリカ優勝を果たしたが、すでにブラジル国民は忘れている。それでも、経験豊富なチッチは解決していくだろう」と話した。

 また、ベント監督はブラジルとの戦いがアジア諸国と対峙するW杯予選とはまったく別物であると唱えている。

「世界最高のチームとの試合だ。W杯予選とは異なるアプローチが必要である。すでに私たちは、コロンビアやチリなどの強いチームと競った経験がある。しかし、明らかに困難が多いだろう。アジア諸国との相対するとき、私たちは試合をコントロールし、支配したが、そういった状況にはならないことを考えなければならない」
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