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大迫勇也の五輪出場に向けてJFAが動き出した模様…ブレーメンSD「これは複雑なテーマ」

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JFAがFW大迫勇也の五輪出場に向けて動き出す

 来年の東京オリンピックに向けて、ブレーメンに所属する日本代表FW大迫勇也のオーバーエイジ(OA)枠での招集を巡る水面下の駆け引きはすでに始まっているようだ。クラブのフランク・バウマンSD(スポーツディレクター)は、日本サッカー協会(JFA)から問い合わせを受けていることを明かしている。

 東京オリンピックのサッカー大会が開催されるのは2020年7月26日~8月8日まで。五輪のサッカー大会を開催するのは国際サッカー連盟(FIFA)ではないため、各国のサッカー協会側は選手に対する拘束力を有しないが、OA枠としての招集の可能性が報じられる大迫は先日、地元メディアの取材に対して「僕にとって本当に特別なことです」と出場を熱望している様子を示していた。

 そして、このタイミングでクラブはJFAから同選手の招集の可能性について問い合わせを受けていることが判明。ブレーメン専門メディア『ダイヒシュトゥーベ』によれば、バウマンSDもその事実を認めたという。「これは複雑なテーマ」と前置きすると、「オリンピックはプロのサッカー選手にとっても特別であることを考慮しなければならない。このチャンスを奪い取るとなれば、選手とクラブの間の関係にどのような影響があるのか」と信頼関係を傷つける可能性を指摘している。

 一方、クラブは現時点においてまだ最終的な決断に至っていないようだ。同SDは「これについて話し合うのはまだ早すぎる」と語り、『ダイヒシュトゥーベ』ではJFAへの回答は数週間後、年末年始あたりになるとの予想が述べられている。

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