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モウリーニョ新監督「同じ過ちは繰り返さない」「今季の優勝はない」

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トッテナムのジョゼ・モウリーニョ新監督

 トッテナムの新指揮官に就任したジョゼ・モウリーニョ氏は最初の公式会見の場で「私は間違いを犯していたことに気づいた」とした上で「同じ過ちを犯すつもりはない。新しい過ちを犯すだろうが、同じではない」と述べたようだ。イギリス『BBC』など複数メディアがその模様を伝えている。

 かつてポルト、インテルでUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)を制し、チェルシーやレアル・マドリーでもリーグタイトルを獲得してきたモウリーニョ氏。昨年12月にマンチェスター・Uの監督を解任されて以降は監督キャリアで最も長く無所属の状態だったが、今月20日にトッテナムの監督就任が発表された。

 そうして臨んだ最初の公式会見、モウリーニョ氏は「私は謙虚だ。キャリアについて十分に分析するほど謙虚であり、それは昨季のことだけではない。進化したこと、問題が起きたこと、解決したこと、全てが対象だ。それは他の誰のせいでもない」と述べ、自らの過去を振り返ったことを明かした。

 その上で「それは素晴らしいものだった」と無所属の期間を総括。「私はそれらの分析に本当に深く取り組み、休息は非常にポジティブなものだった。仕事をしなかった初めての夏であり、プレシーズンの間は少し喪失感もあった」と述べ、新たな役割に期待を示した。

 トッテナムは現在、プレミアリーグ第12節を終えて3勝5分4敗の勝ち点14で14位に沈んでいる。それでも「私にとって最高のプレゼントだ。新たなプレーヤーは必要ない」と現状の選手層に前向き。「彼らとの時間がもっと必要だ。私は彼らと対戦したことで彼らのことをよく知っているが、あなたたちは十分に知らない」とうまく活かしていく姿勢を示した。

 もっとも、直近のシーズンについては「われわれは今季、プレミアリーグで優勝することはない」と現状を受け止める。そのうえで「しかし、来季は優勝することができる。『優勝するだろう』ということではない。『優勝することができる』ということだ」と語り、未来を見据えた戦い方をすることも示唆した。

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