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JFAが社会貢献活動でAFCからゴールド受賞! 「アジアに真のインスピレーションを与えている」

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 日本サッカー協会(JFA)は22日、10月30日にクアラルンプール(マレーシア)で行われた「AFC DREAM ASIA AWARDS 2019」で「Inspiring Member Association」カテゴリーのゴールドを受賞したことを発表した。同賞はサッカーを通じた社会貢献活動を表彰するもので、今年度は日本からJFAと日本障がい者サッカー連盟(JIFF)がNGOカテゴリーでゴールドを受賞。2つのゴールド受賞はAFCに加盟する46協会のうち日本のみになる。

 受賞したJFAは松田薫二氏(JFA技術部グラスルーツ推進グループ グループ長/JIFF専務理事がコメント。「ゴールドの受賞は、JFAが国内外で行った活動が最も社会に貢献していると評価されたもので、とても誇りに思います」と喜びを伝えた。

 ノミネートしたものは13の活動。サッカーを通じた復興支援「DREAM 福島アクションプラン」、暴力や暴言、ハラスメントのない健全なサッカー環境を実現させるための「JFA サッカーファミリー安全保護宣言」、天然芝のグラウンドを広げる「グリーンプロジェクト」、子どもたちに笑顔を届ける「JFA キリン・ビッグ・スマイルフィード」、夢を持つ素晴らしさを伝える「JFA こころのプロジェクト」、体育の授業を支援する「学校体育サポート」、「女子サッカーの普及活動」、貧困家庭の子どもたちに食品等を届ける「こども宅食」への協力などがある。

 松田氏は「日本各地の多くの人々の献身的な努力によって支えられています。この賞は活動に関わられた全ての方々へ授与されたものだと思いますので、皆さんと喜びを分かち合いたいと思います」とこのプロジェクトにかかわった関係者にメッセージを送った。

 AFCは今回の受賞について「『国連グローバル・コンパクト』に登録された世界で最初のスポーツ統括団体として、JFAは三つの柱――すべての人のためのスポーツであること、青少年の育成を通じてその可能性を最大化すること、そして人々のより良い生活と地域社会を構築すること――を軸に社会貢献に取り組んでいます。サッカーを通じたこれらの魅力的な活動によって、JFAはアジア連盟の会員に真のインスピレーションを与えています」と評価を語っている。

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