beacon

バルサ、レアルが共に逆転勝利で首位争い牽引! アトレティコは痛いドロー:リーガ第14節

このエントリーをはてなブックマークに追加

 リーガ・エスパニョーラは23日、第14節を各地で行った。バルセロナレアル・マドリーがそれぞれ勝利し、共に勝ち点28で首位争いのポジションをキープ。一方、引き分けたアトレティコ・マドリーは一歩後退し、セビージャに3位浮上のチャンスが出てきた。

 得失点差で上回る首位のバルセロナは敵地で元日本代表のハビエル・アギーレ氏が指揮を執るレガネスと対戦。前半12分、中盤のプレスを巧みなパスワークでかわされ、FWユフス・エン・ネシリの豪快な左足シュートで先制点を決められると、その後もピンチが続く苦しい展開を強いられた。

 しかし、徐々にペースを取り戻していくと、後半8分にセットプレーを起点としたFWリオネル・メッシのクロスにFWルイス・スアレスが頭で合わせて同点。さらに35分、右CKのボールを相手が処理できなかったのを見逃さなかったMFアルトゥーロ・ビダルが押し込み、薄氷を踏みながらも2-1で逆転勝ちを収めた。

 R・マドリーはホームで上位躍進中のソシエダと対戦。前半4分、MFトニ・クロースのバックパスがFWウィリアン・ジョゼに奪われて先制点を献上したが、37分にMFルカ・モドリッチのFKにFWカリム・ベンゼマが胸のあたりで合わせて押し込み、1-1で折り返す。

 すると後半3分、モドリッチのパスを受けたMFフェデリコ・バルベルデがミドルシュートを突き刺して同点。さらに29分、ベンゼマの落としをモドリッチが左足ボレーで華麗に叩き込み、復活を遂げる背番号10が全得点に絡む活躍を見せたR・マドリーが3-1で逆転勝ちした。

 A・マドリーは昇格組ながら快進撃を見せるグラナダと敵地で対戦。後半15分にスルーパスに抜け出したDFレナン・ロディのゴールで先制し、直後に相手指揮官が退場となる幸運もあったが、DFヘルマン・サンチェスの同点ヘッドで追いつかれ、1-1で引き分けた。

 首位争いはバルセロナ、R・マドリーが依然として牽引する形。第10節に行われるはずだったエル・クラシコが12月18日に延期されており、そこで立場が分かれる事になりそうだ。また勝ち点1差で追っていたA・マドリーは痛い取りこぼし。24日にバジャドリー戦を控える4位のセビージャが勝利すれば、順位が入れ替わる。

●リーガ・エスパニョーラ2019-20特集
●久保建英の試合はDAZNで!!いまなら初月無料!!

TOP