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奇跡起こした栃木!!ラスト4戦を3勝1分で大逆転J2残留!! 千葉はMF佐藤勇人の花道飾れず

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千葉はMF佐藤勇人の花道飾れず

[11.24 J2第42節 千葉0-1栃木 フクアリ]

 J2リーグは24日、最終第42節を一斉開催し、降格圏21位に沈んでいた栃木SCジェフユナイテッド千葉を1-0で破った。他会場の結果により、降格圏内から脱出して20位が確定し、栃木が奇跡的なJ2残留を達成。一方、千葉はMF佐藤勇人の引退試合を白星で飾ることはできなかった。

 千葉は佐藤勇の20年間にわたる現役生活のラストマッチ。双子の弟のFW佐藤寿人とともにベンチに控え、関東学院大在学中で特別指定選手のMF見木友哉を先発に抜擢した。対する栃木は引き分け以下で自動降格圏内の21位が決まる中、前節の長崎戦(○1-0)と同じ先発メンバーを並べた。[スタメン&布陣はコチラ]

 試合の序盤は一方的に千葉のペース。FWクレーべとFW船山貴之の前線で相手の最終ラインを押し下げ、MF為田大貴と見木の両サイドハーフが何度も敵陣にえぐり、前半14分には見木が決定的なシュートも放った。しかし、これがGK川田修平に阻まれると、流れは徐々に栃木に傾いていく。

 栃木は千葉のビルドアップに対し、マンツーマン気味にプレッシャーをかけることで中盤でのボール奪取を連発。シンプルにFWへニキに蹴り込むなど、割り切ったスタイルで戦況を打開しにかかった。しかし、MF大崎淳矢の突破やセットプレーの波状攻撃は精度が足りず、前半をスコアレスのまま終えた。

 後半最初の決定機は千葉。8分、DF下平匠のFKにDF米倉恒貴が合わせたが、わずかに右へと外れた。9分、栃木はMF浜下瑛が単独突破から狙うもGK佐藤優也の正面。11分、千葉は船山がペナルティエリア内に抜け出し相手DFをかわそうとしたが失敗。相手のハンドをアピールするも、判定はノーファウルで流された。

 後半19分、千葉は船山が胸で落としたボールをクレーべが拾って狙うも、川田が素晴らしい反応でビッグセーブ。ここで千葉は江尻篤彦監督が動いた。23分、負傷したDFエベルトと見木を下げ、DF増嶋竜也と佐藤勇を投入。佐藤勇はスタンドから大歓声とチャントが送られる中、船山からキャプテンマークを受け取った。

 一方、栃木は再三果敢なスプリントを見せていたFW榊翔太を下げてFW大黒将志を投入。すると一気に栃木が攻勢を強め、スコアを動かした。27分、DF久富良輔が右サイドからクロスを送ると、大崎がそらし、ファーで反応したのはDF田代雅也。フリーで頭で押し込み、J2残留に望みをつなぐ先制ゴールを奪った。

 千葉は後半37分、MF小島秀仁に代わってFW佐藤寿を投入。兄の引退試合でピッチ上に双子が揃った。しかし、攻撃に勢いが出ることはなく、栃木の鬼気迫る守備の前にそのまま無得点。試合は1-0で終了し、千葉は功労者の花道を飾ることはできなかった。

 一方、栃木は大きな勝ち点3を得た。他会場で勝ち点3差だった20位鹿児島が福岡に1-2で敗れたため、勝ち点で並び、得失点差で上回った栃木が残留圏内の20位でフィニッシュ。4試合を残した11月上旬の時点では20位と勝ち点7差の絶望的な状況に陥っていたが、ラスト4試合を3勝1分で終えて奇跡を起こした。

(取材・文 竹内達也)
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