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攻守で浦和苦しめたゴメスがMVP&得点王「リバプールやシティのように…」

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MVPと得点王に輝いたFWバフェティンビ・ゴミス

[11.24 ACL決勝第2戦 浦和0-2アルヒラル 埼玉]

 アルヒラルの元フランス代表FWバフェティンビ・ゴミスが今大会11ゴールで得点王と最優秀選手(MVP)の2冠を達成し、チームのACL初優勝に大きく貢献した。

「個人的にMVPと得点王を取れたことはうれしいが、チームの目標である優勝を達成できたことに何よりも喜びを感じている」。試合後の記者会見に出席した34歳のストライカーは満面の笑みで喜びを表現した。

 1-0の後半アディショナルタイムにはダメ押しゴール。今大会通算11ゴール目で2-0と突き放し、2試合合計3-0と優勝決定に花を添えた。得点後は四つん這いになるお馴染みの“獣パフォーマンス”も披露。得点だけでなく、前線でのハードワークも含め、攻守で高いパフォーマンスを見せた。

「自分も前線の選手ではあるが、ファーストディフェンダーとして相手の攻撃を抑制しようとした。リバプールやマンチェスター・シティのようなしっかりとした守備をオーガナイズしてきた。それはコーチ陣、監督のおかげだし、優勝のためにすべてを捧げてきた」

 アルヒラルのアジア制覇は99-00シーズンのアジアクラブ選手権(ACLの前身)以来で、ACLは初優勝。「キャラクターの強い選手をグループとしてまとめた監督、そして自分を呼んでくれた監督に感謝している。アジアのタイトルを取れなかった20年間の空白を埋めてくれた」と、今年6月からチームの指揮を執ったラズバン・ルチェスク監督に感謝した。

(取材・文 西山紘平)

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