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横浜FC昇格、躍進の要因挙げた松井大輔「カズさんに付いてグアムに…」

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横浜FCの昇格を支えたMF松井大輔(右)

[11.24 J2第42節 横浜FC2-0愛媛 ニッパツ]

 現役高校生の18歳から最年長Jリーガーの52歳まで幅広い年齢のタレントが一丸となって戦い、横浜FCは13年ぶりのJ1昇格を成し遂げた。シーズンを振り返り、MF松井大輔は「チーム一丸となれたことが(J1に)上がれた要因だと思う」と指摘した。

「誰が出ても力が変わらないチームだったと思う。監督が調子の良い選手をチョイスしていたのが一番良かったと思いますね」。松井自身、ラスト5試合は先発を外れたが、横浜FC加入2年目の今シーズンは24試合出場2得点と、チームの好調を支えてきた。

 タヴァレス前監督が5月に解任され、ヘッドコーチだった下平隆宏氏が監督に就任し、第14節から指揮を執った。MF松尾佑介、MF中山克広ら勢いのある若手と昨季までチームを支えてきた選手、ベテランがうまく融合し、総力戦で昇格に向かった。FW草野侑己、FW斉藤光毅ら途中出場の若手も勝利を呼び込み、後半戦はわずか1敗。最終盤は昇格争いの重圧にも打ち勝った。

 松井はボランチを持ち場としたが、タヴァレス体制ではリベロ、サイドバックという新境地も拓いた。今後については「1月からカズさんに付いてグアムに行けたら」と、キングFW三浦知良の恒例グアムキャンプに途中から帯同する意向。来季を見据え、「(J1に)上がるだけが大事じゃなくて、上がった後にしっかりと残ることが大事」と表情を引き締めた。
 
(取材・文 佐藤亜希子)

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