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スールシャール監督、昇格組とのハーフタイム中に「11人全員を交代させたかった」

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シェフィールド戦を振り返ったオーレ・グンナー・スールシャール監督

 マンチェスター・ユナイテッドオーレ・グンナー・スールシャール監督が24日のプレミアリーグ第13節シェフィールド・ユナイテッド戦(△3-3)のハーフタイム時に、選手11人を交代させたかったと明かした。英『ミラー』が試合後のコメントを伝えている。

 敵地に乗り込んだユナイテッドは前半19分、ゴール前のこぼれ球をMFジョン・フレックに押し込まれ、昇格組シェフィールドを相手に先制ゴールを献上。その後、思うようにチャンスを作れず、ビハインドのまま45分間を終えた。

 スールシャール監督は前半のふがいない戦いについて「私たちは本当にダメだった」と反省。「ハーフタイムで11人全員を交代させたかった」と、総入れ替えをしたいほど選手たちのパフォーマンスに不満を持っていたことを打ち明けた。

「私は怒っているし失望している。どういう感情を抱けばいいのか分からない。ハーフタイムで選手たちを目覚めさせる必要があった。すると突然、選手たちは積極的になり、怯えたプレーをしなくなった」

 後半7分にFWリス・ムセのゴールで0-2とされたユナイテッドだったが、同27分にDFブランドン・ウィリアムズの得点で反撃の狼煙を上げると、同32分にFWメイソン・グリーンウッド、同34分にFWマーカス・ラッシュフォードが決めて3-2と逆転に成功。しかし、終了間際にシェフィールドのFWオリバー・マクバーニーに同点弾を許し、惜しくも3-3のドローに終わった。

 土壇場で勝ち点3を取りこぼしたものの、スールシャール監督は猛反撃を見せた後半のプレーに称賛の言葉を送っている。

「今のチームと昨季のチームの違いは大きい。今の選手たちは諦めない。昨季だったら、挽回するよりも4失点目、5失点目を喫していただろう。挽回することはできなかった」

「今のチームには諦めない姿勢がある。それが昨季との大きな違いだ。選手たちは70分かけて教訓を得た。だが、そこからポジティブになったことは評価したい」

 今節の引き分けにより、勝ち点17(4勝5分4敗)の9位となっているユナイテッド。次節はミッドウィークのUEFAヨーロッパリーグ(EL)を挟んで12月1日に行われ、ホームでアストン・ビラと顔を合わせる。

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