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ビダルにインテルが関心も、移籍は実現不可か…現地紙「バルベルデにとって重要なピース」

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ユベントスで共に過ごした経験のあるアントニオ・コンテ監督とMFアルトゥーロ・ビダル

 バルセロナのチリ代表MFアルトゥーロ・ビダルにはインテルが関心を示していたとされるが、バルセロナ側に放出するつもりはないようだ。

 インテルを率いるアントニオ・コンテは、ユベントス時代の教え子であるビダルの獲得を熱望していると以前から伝えられていた。だがスペイン『ムンド・デポルティボ』によると、ビダルはエルネスト・バルベルデ監督にとって重要なメンバーの一人という位置付けであり、セリエA帰還の見通しはほぼなくなっているという。

 ビダルは昨シーズン、バイエルンからバルセロナに加わって、初年度からリーグ戦33試合3ゴールの成績を残していた。バルサ2年目の今季序盤はバルベルデ監督から重用されず、チームの中で順列が下がっていると見られていた。

 だがビダルはここまでリーグ戦9試合に出場し、すでに昨季を上回る4ゴールをマーク。フル出場は第11節バジャドリー戦の1試合のみという状況ながら、攻守両面で重要な仕事をやってのける働きぶりに、指揮官バルベルデもチリ代表MFに信頼を寄せているという。

 23日に行われた第14節、アウェーのレガネス戦でビダルは、途中出場ながら79分に決勝ゴールをマークし、チームの勝ち点3奪取に大きく貢献していた。

 ユベントスのセリエA9連覇を阻むため、冬の移籍市場で戦力のテコ入れをすると見られていたインテル。だが指揮官コンテが熱望しているビダルは、事実上バルセロナの“非売品”となっているようだ。

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