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ギュンドガン先制点のマンC、シャフタールとドローも首位突破が決定

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同点ゴールをアシストしたガブリエル・ジェズス

[11.26 欧州CL第5節 マンチェスター・C 1-1 シャフタール]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は26日、グループリーグ第5節が行われた。C組のマンチェスター・シティ(イングランド)は本拠地エティハド・スタジアムでシャフタール(ウクライナ)と対戦し、1-1で引き分けに終わったが、他会場の結果から最終節を残して首位通過が決定した。

 週2試合の過密日程が続くシティは、23日のチェルシー戦(2-1)から5人を変更。DFニコラス・オタメンディやDFアンヘリーニョ、MFイルカイ・ギュンドアン、MFベルナルド・シウバ、FWガブリエル・ジェズスらが先発に名を連ね、同試合で負傷交代したFWセルヒオ・アグエロはベンチ外となっている。

 引き分け以上で決勝トーナメント進出が決まり、勝てば最終節を前に首位が確定するシティ。持ち味の後方からの組み立てでボールの主導権を握り、前半8分にはPA内からMFケビン・デ・ブライネが左足を振り抜いたが、相手DFのブロックに阻まれた。

 シティと勝ち点5差で2位につけるシャフタールは、何度も最終ラインの裏にロングボールを入れ、ゴールに迫る。決定機は前半23分。自陣から出たロングパスにシティGKエデルソンがPA外まで飛び出し、まさかの空振り。詰めていたMFテテがPA右から無人のゴールにシュートを放つが、カバーに戻ったMFフェルナンジーニョの好守に遭い、チャンスを逃した。

 前半中盤からはシャフタールのパスミス、シティの素早いチェックもあり、ホームチームが敵陣でボールを回す時間を増やしていく。引き気味のシャフタール守備陣に対し、MFロドリやオタメンディがミドルシュートを打ち込んでいくが、ゴールを脅かすには至らず、サイドからのクロスも精度を欠いた。

 前半はスコアレスのまま終了。後半もシティペースで試合が進むと、11分に均衡が破れた。ロドリの縦パスからデ・ブルイネが前を向いてPA中央のジェズスに鋭いパスを通す。ジェズスは相手2人、GKに間合いを詰められながらも粘り、体を反転して左横にパス。これをギュンドガンが右足で流し込み、先制に成功した。

 だが、シャフタールが反撃。後半24分にカウンターからテテを追い越してPA右でパスを受けたDFドドがマイナスへ折り返し、FWマノル・ソロモンが右足シュート。ロドリらのブロックも追いつかず、ゴール左に吸い込まれ、同点に追いついた。26分には、途中出場MFダビド・シルバの左足シュートがDFセルゲイ・クリフツォフに当たってゴール方向に転がるが、ラインギリギリでクリフツォフ自らかき出し、難を逃れた。

 その後もシティがゴールに迫るも、シャフタールが最後まで集中した守備をみせ、1-1のままタイムアップ。勝ち点1を分け合った。この結果、シティは最終節を残して2位シャフタールと勝ち点5差を維持。さらにアタランタ(イタリア)に敗れた3位ディナモ・ザグレブ(クロアチア)と勝ち点6差となり、決勝トーナメント進出とともにグループ首位が決まった。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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