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転機は天皇杯・川崎Fとの死闘…明治大GK加藤大智は愛媛で正守護神を目指す

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明治大GK加藤大智

 来季から愛媛FCに加入する明治大GK加藤大智(4年=名古屋U18)。大学4年間を「順調だったかは言い難い」と振り返る22歳は、7月3日の天皇杯2回戦・川崎フロンターレ戦をターニングポイントに挙げた。

 幼稚園の4、5歳でサッカーを始めたときからGKだった。「飛ぶことに躊躇しないタイプだった」という加藤はFWなども兼任していたものの、小学校高学年からGK一本に。GKとしての実力が認められて名古屋U18(当時)に加入したものの、枠が少ないポジションがゆえにトップ昇格は果たせず。「強いところに行きたかった」と明大に入学した。しかし大学1、2、3年では試合にほぼ出られず、今季もGK早川友基(3年=桐蔭学園高)とのポジション争いは最後まで続いた。

 明大は今季東京都サッカートーナメントを勝ち抜き、天皇杯出場権を獲得。5月の1回戦でブラウブリッツ秋田を3-0で破ると、7月の2回戦では川崎フロンターレと対戦した。J王者との対戦で先発を果たした加藤は、シュート11本の猛攻を浴びるも好セーブを連発。試合は前半15分の不運なオウンゴールが決勝点となって敗れたものの、その活躍が愛媛の関係者の目に留まった。

 川崎Fとの試合について「プレー選択の判断でミスをしなかった。あのときの最適なプレーが90分続けてできていた」と手応えを語る。夏の総理大臣杯では決勝戦にも出場し、連覇達成に貢献。その加藤の姿を見続けた愛媛は10月の練習参加を打診し、今回の加入に至った。最後まで厳しい正守護神争いだったが、加藤は「最後のそれがあってからこその結果だと思うので、最終的には良かった」と大学4年間の成長を噛みしめた。

 自身を「ビルドアップに積極的に関われる11人目のフィールドプレーヤー」と称す。後方から攻撃参加できる点や、持ち前のスピードと予測による守備範囲の広さは、最終ラインを高く設定する愛媛のサッカーと相性は良いという。GKの宿命であるたったひとつの枠を巡る戦い。幼少から始まった加藤のGK人生はプロのステージへと続いていく。

(取材・文 石川祐介)
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