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L・エンリケ、スペイン前監督を追放「彼がいない唯一の責任者は私だ」

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スペイン代表監督に復帰したルイス・エンリケ監督

 スペイン代表監督に復帰したルイス・エンリケ監督が、ロベルト・モレノ前監督がコーチングスタッフから外れた理由を語った。スペイン『アス』が報じた。

 2018年7月にスペイン代表監督に就任したL・エンリケ監督は、骨肉腫を患った愛娘のシャナちゃんの看病のため、今年6月19日にスペイン代表監督を辞任。その後、8月29日にシャナちゃんが亡くなったことを公表し、今月19日にスペイン代表監督に復帰していた。

 L・エンリケ監督に辞任に伴い、後任にはセルタやバルセロナ、ローマ、スペイン代表でアシスタントコーチとして共に働いてきたロベルト・モレノ氏が就任。チームはEURO2020予選をグループ首位で戦い抜き、見事本大会出場を決めていた。

 だが、L・エンリケ監督が復帰したにも関わらず、モレノ前監督はコーチングスタッフから外れていた。復帰会見に臨んだ指揮官は「彼がスタッフに入っていない唯一の責任者は私だ。ルイス・ルビアレス会長やフランシスコ・モリーナSD、あるいはスペインサッカー連盟が望んだからではない」とモレノ前監督を外した理由について口を開いた。

「モレノと意見の相違が生じたのは9月12日だ。彼から電話があり、私の家で会った。彼はEURO本大会でも監督をやりたいと言った。そして、EURO後に私のアシスタントコーチとして働きたいと言ってきた。もちろん、彼の人生のチャンスであること、一生懸命働いて野心的であること、その価値があるクオリティだということは理解している。だけど、私にとって不誠実だ。私であれば、そのようなことはしないし、スタッフにそのような人を持ちたくない。過剰な野心は美徳ではなく大きなマイナスだ」

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