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「『自分がいるから失点しないよ』くらいの気持ちで…」。流経大柏は2年生CB藤井中心に無失点Vまであと1勝

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流通経済大柏高の守備の柱、2年生CB藤井海和

[11.27 選手権千葉県予選準決勝 翔凜高 0-3流通経済大柏高 柏の葉]

 流通経済大柏高は選手権予選で3試合連続完封勝利。この日は前半途中にCB根本泰志(2年)が負傷交代し、CB古谷優斗(3年)が緊急出場するというアクシデントもあったが、U-17日本代表候補CB藤井海和(2年)を中心に動じず、無失点勝利を継続した。

「古谷も何試合か出ているし、空中戦も強いので、自分が何とかできるという自信もあるのでそんなに慌てることもなかった」と藤井。ミドルレンジからのシュートこそ許したものの、落ち着きや、チームをコントロールの部分で違いを示す藤井らDF陣は、決定的なシーンを作らせることなく、こだわりの「ゼロ」で試合を終えた。

 藤井は今年、主にボランチとしてボール奪取やセカンドボールを回収する部分で力を発揮してきた。だが、チームは失点を重ね、プレミアリーグEASTでの無失点は17試合でわずか2試合。その守備を立て直すため、藤井はCBとして選手権予選に臨んでいる。

 守備能力の高さに注目の藤井だが、身長は174cm。プロを目指すならばボランチがベストだろう。本人もそれを理解しているが、「チームが勝てば目立たなくても良い」という考え。日本一になるために、自分はDFラインでチームを支えるという覚悟がある。

 また、自分がCBを守ることは本田裕一郎監督からのメッセージだと感じている。「『失点が多いからCBでオマエが守れ』という監督からのメッセージだと思うし、3年生含めて去年から一番自分が試合に出ているので、『自分がいるから失点しないよ』くらいの気持ちでやっています」と頼もしい。

 決勝の対戦相手は清水内定のU-18日本代表MF鈴木唯人(3年)や準決勝で3得点のFW松谷昂輝(3年)らを擁する市立船橋高だ。「(10月のプレミアリーグで敗戦しているのに加え、)今回勝てば3連覇という新たな歴史を作れるので、そういう部分も意識しながら市船に勝ちたいと思います」。堅守・流経大柏の柱がハイレベルなアタッカー陣を封じて、無失点優勝を果たす。

(取材・文 吉田太郎)
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