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本田の恩師スルツキーが辞任を表明…“キャリア初”の屈辱が引き金に

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レオニード・スルツキー監督が辞任を表明

 MF本田圭佑が所属するフィテッセのレオニード・スルツキー監督が29日のエールディビジ第15節のヘーレンフェーン戦(●2-3)後、辞任を表明した。オランダ『NU』など複数メディアが伝えている。

 フィテッセは同日、敵地でヘーレンフェーンと対戦。本田が加入後初のフル出場を果たしたものの、2-3で逆転負けを喫した。チームはこれでリーグ戦5連敗。試合後、スルツキー監督は『フォックス・スポーツ』のインタビューに応じ、自ら指揮官の座を降りることを明かした。

「この状況では、監督を辞める必要がある。シーズンはまだ終わっていない。他の誰かがこの状況を変えられるかもしれない」

「(自身の)キャリアで5連敗を経験したことは一度もなかった。それを好転させるために一生懸命努力したが、クラブとファンのことも考えなければならない」

 現在48歳のスルツキー監督は過去にCSKAモスクワやハル・シティ、母国のロシア代表などを率い、2018年3月に2年契約でフィテッセの指揮官に就任。昨季はチームを5位に導いた。今季は開幕10試合で勝ち点23とクラブ史上最高のスタートを切ったが、第11節から今節まで5連敗。ロシア人指揮官は約1年半でクラブを去ることになった。

 また、スルツキー監督はCSKAモスクワ時代に本田を指導し、オーストラリアのメルボルン・ビクトリーを退団してから無所属の状況が続いていた教え子に救いの手を差し伸べた恩師でもある。指揮官が代わり、今後の本田の起用法にも影響が出てくるかもしれない。

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