プレミアリーグ最高のアタッカーとも評される韋駄天が、日本でオリンピックのピッチに立つことになるかもしれない。

　すでに東京五輪のサッカー競技において、ホスト国の日本含む9カ国の代表チームが出場を決めている。その中のひとつ、U-23アフリカ大陸王者エジプトがオーバーエイジでリバプールFWモハメド・サラーを招集することになりそうだ。

　U-23エジプト代表を指揮するショーキー・ガリブ氏は、エジプトのTVメディア『CBC』のインタビュー内で、サラーについて次のように語った。

「サラーはすべてのアラブ民族、エジプト人にとって誇れる存在だ」

「彼は今や世界最高の選手の一人であり、国外におけるエジプトのアイコン的存在でもある。もちろん(所属先の)リバプールが招集に応じてくれるかどうかがポイントとなるが、もし可能なら私は彼をオリンピックに連れていきたいと思っている」

　U-23アフリカネイションズカップ2019を制し、東京五輪への切符を手にしたU-23エジプト代表。サラーはフル代表、そして所属先の欧州王者リバプールでも攻撃の要として欠かせない存在となっている。所属先リバプールの許可が大前提となりそうだが、もしオーバーエイジ枠でサラーが東京五輪のピッチに立つとなると、エジプトはダークホースとして一躍注目を集めることになりそうだ。

---

●東京オリンピック(東京五輪)特集ページ
●プレミアリーグ2019-20特集
●初月無料!!プレミアリーグはDAZNで独占配信中