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磐田は勝利も無念…最下位脱出も16位・湘南勝利で2015年以来のJ2降格へ

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磐田、2015年以来の降格決定

[11.30 J1第33節 磐田2-1名古屋 ヤマハ]

 J1リーグ第33節が30日に行われ、ヤマハスタジアムでは最下位ジュビロ磐田と12位名古屋グランパスが対戦。磐田が2-1で勝ったが、他会場の結果から17位以下が確定し、最終節を残して2015年以来のJ2降格が決まった。

 崖っぷちの磐田は、16位湘南と勝ち点4差のため、残留には勝利が必須。そんな中、前半22分に右CKからMF山本康裕が右足でクロスを供給すると、MF松本昌也がヘディングシュートを叩き込み、幸先よく先制に成功する。その後も押し気味に試合を進め、セカンドボールの回収など球際でもファイトしていたが、追加点を奪えずにいると、セットプレーから同点に追いつかれてしまう。

 勝って残留を決めたい名古屋は前半39分、FWガブリエル・シャビエルの左CKからDF丸山祐市がヘディングシュート。GK八田直樹が弾いたボールをMF長谷川アーリアジャスールが押し込み、1-1と同点に追いついた。

 互いにアグレッシブなプレーを披露。磐田は前半8分、左サイドからMFアダイウトンが相手2人の間を抜けてカットインし、PA内から右足を振り抜く。得意の形だったが、GKランゲラックのファインセーブに阻まれる。直後の9分には、左サイドからのクロスをフリーとなっていたDF大南拓磨がヘディングシュート。しかし、惜しくも左ポストを叩き、勝ち越しゴールとはならなかった。

 なおも攻め込む磐田。後半16分、アダイウトンのワンタッチパスで最終ラインの裏へ抜け出したMF藤川虎太朗が左足シュート。決定機だったが、GKランゲラックの顔面ブロックに阻まれる。これで得た右CKから最後はフリーのDF藤田義明がヘッドで狙うが、惜しくも枠を捉えきれなかった。それでも17分にFW大久保嘉人を送り込むと、待望の追加点が生まれる。

 磐田は後半26分、大久保のくさびのパスを受けたFWルキアンがPA右へ展開。DF小川大貴が中央へ折り返すと、ニアで松本が触ったボールを大久保が押し込んだ。名古屋の選手は、大久保にオフサイドがあったと抗議するも、判定は覆らなかった。なお、大久保は今季リーグ戦初ゴールとなった。

 磐田はこのリードを守り抜き2-1で勝利。最下位を脱出したが、プレーオフ出場圏内16位の湘南が広島に勝ったため、最終節を前に勝ち点4差に。これにより、自動降格圏内の17位以下が決まり、J2降格が決まった。

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