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最終節、3点差●でもV決定…横浜FM指揮官「変わりなく自分たちのサッカーを」

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アンジェ・ポステコグルー監督

[11.30 J1第33節 川崎F1-4横浜FM 等々力]

 2連覇王者の川崎フロンターレを4得点で粉砕し、横浜F・マリノスが15年ぶりのリーグ制覇に王手をかけた。アンジェ・ポステコグルー監督は試合後、「素晴らしいパフォーマンスを繰り広げてくれた」と選手たちを称えた。

 前半8分にFW仲川輝人が先制ゴールを挙げると、後半には今夏加入のFWエリキが2得点。その後は1点を返されたものの、最後はFW遠藤渓太がとどめの一撃を沈めるなど、終始盤石の戦いぶりで王座交代を印象付ける勝利となった。

「川崎Fは簡単なチームではないし、アウェーで4点が決まったのは素晴らしいパフォーマンスをしたから。もっと決めるチャンスがあった中でも結果を残せてよかった」。就任2年目の指揮官は選手たちの戦いぶりを誇った。

 前節で今季初めて首位に立ち、15年ぶりの優勝は目の前。最終節ではFC東京との直接対決を控えるが、4点差以上で負けなければ優勝決定という圧倒的優位な状況となった。それでも攻撃スタイルを植えつけてきた指揮官は「特に変わりなく自分たちのサッカーをする」とロースコアゲームに持ち込むつもりはない。

「FC東京は弱いチームではない。簡単な相手じゃないし、ホームでも自分たちのサッカーをすることだ。自分たちはただただエンターテイメントなサッカーをしているわけではなく、結果で成功をもたらすプレーを繰り広げていくれている。次の試合でもそうしたい」。

 そう語気を強めたポステコグルー監督は「まだ何も決まっていない」ときっぱり。この日、試合途中に頭部を打って負傷交代したMFマルコス・ジュニオールは「詳細は聞いていないが、頭を打ったところでくらっとしたと聞いている。問題ないと思う」といい、これまで貫いてきた攻撃的なスタイルで頂点を取りに行く構えだ。

(取材・文 竹内達也)
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