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移籍後初先発の神戸FW藤本憲明、鮮烈1G1Aもアクシデントで交代

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移籍後初先発で1ゴール1アシストの神戸FW藤本憲明

[11.30 J1第33節 鹿島1-3神戸 カシマ]

 移籍後初先発で1ゴール1アシストと躍動した。先発7人を入れ替えたヴィッセル神戸は今年8月に大分から完全移籍で加入したFW藤本憲明も移籍後初スタメン。3トップの中央に入ると、前半14分にいきなり結果を残した。

 DF大崎玲央がPA手前から縦パスを入れると、MF安井拓也のトラップはゴール前に流れてしまったが、こぼれ球をDF犬飼智也とDF町田浩樹が“お見合い”。これに藤本がいち早く反応し、GKとの1対1から冷静に右足でゴール左に流し込んだ。

 これが移籍後初ゴールとなり、大分時代を含めて今季9ゴール目。さらに前半29分、MF山口蛍のヒールパスを受けてPA内左に進入すると、深い位置までえぐってマイナスに折り返し、青森山田高の後輩でもあるFW郷家友太の今季初ゴールをアシストした。鮮烈な1ゴール1アシストだったが、後半38分にアクシデント。浮き球の競り合いで犬飼と交錯し、頭部を強打してピッチに倒れ込んだ。

 そのまま担架で運び出され、DF西大伍と交代した藤本は脳震盪の疑いで試合後、病院に搬送された。ロッカールームから自力で歩いて救急車に乗り込んだものの、トルステン・フィンク監督も「素晴らしいパフォーマンスだった。ゴールにも絡んで、ボールをおさめる能力も見せた。最後にケガをしてしまって残念な終わり方だった」と心配そうだった。

(取材・文 西山紘平)

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