アーセナル戦でドッピエッタ(1試合2得点)を記録したフランクフルトのMF鎌田大地に、イタリアメディア『メディアセット』なども注目している。

　フランクフルトは28日、ヨーロッパリーグ第5節でアーセナルと対戦。前半終了間際にFWピエール・エメリク・オーバメヤンのゴールで先制を許したが、後半にフランクフルトが猛攻を仕掛けると、鎌田が躍動。後半10分、右から切れ込んで左足を振り抜き、ゴール左に同点弾を突き刺さした。さらに同19分、今度はCKからのこぼれ球を右足で押し込み、フランクフルトを2-1での逆転勝利に導いた。

　鎌田の活躍には、『メディアセット』も驚きを示している。「アーセナルが、カマダのドッピエッタにより1-2で倒された」との小見出しで報道。「エミレーツ(スタジアム)では驚きの結果になった。前半終了間際にオーバメヤンのゴールでリードしたガナーズだったが、カマダのドッピエッタが(ウナイ)エメリをひっくり返した。カマダは後半、解き放たれた。日本人選手は55分と64分に2度にわたってホームの主に深手を負わせた」などと伝えた。

　一方、『ガゼッタ・デロ・スポルト』は、「アーセナル、フランクフルトを前に崩壊」との見出しで試合を報じ、敵地でフランクフルトに勝利をもたらした鎌田の活躍ぶりに注目。「カマダは55分、エリア外からの左足の完璧なシュートで同点弾を決めた。その8分後、またしてもカマダが今度は右足で逆転を完遂させた」と伝えている。

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