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U-17W杯の戦友の敗退を悲しむも…市船DF畑「自分たちはしっかりと結果を」

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DF畑大雅(左から2人目)は全国大会への意気込みを語った

[11.30 選手権千葉県予選決勝 流通経済大柏2-3市立船橋 柏の葉]

 今月上旬までブラジルで開催されていたU-17ワールドカップに出場した選手がいる地域は選手権予選の日程をずらして対応していたが、千葉県は30日に決勝を消化。同大会に出場したU-17日本代表DF畑大雅(3年/湘南内定)擁する市立船橋高が、3年ぶり22回目の全国大会出場を決めた。

 一方で、同じくU-17ワールドカップを戦ったFW西川潤を擁する桐光学園高は、同日行われた神奈川県予選の決勝で日大藤沢高に敗れ、全国大会には届かなかった。

 知らせを聞いた畑は「潤が予選で負けるのは予想外」と驚くも、「出られない悔しいチームもあるんだとしっかりと受け止めて、自分たちはしっかりと結果を出していければ。また流経さんが2年連続敗れているのを見て、千葉県として悔しい思いがあった。今回は市船が代表として出るので、流経さんの想いも背負って、去年の流経さん以上の結果を目指してやっていければなと思います」と気を引き締めた。

 全国大会では、プロ内定選手としてより注目を集めることになる。「今日のゲームは満足できるゲームではなかった。クレバーにやろうとしていたけど、その中でミスが出てしまった」と反省した畑は、「クロスで得点に絡んでいくプレーを見てほしい。Jに内定するだけの力があるなと認めてもらえるようなプレーが出来ればいい」と活躍を誓った。

(取材・文 児玉幸洋)
●【特設】高校選手権2019

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