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町田内定FW晴山岬が決勝点!前回大会8強の帝京長岡が新潟連覇!

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後半4分、帝京長岡高は町田内定のU-18日本代表FW晴山岬が決勝点を決める

[12.1 選手権新潟県予選決勝 帝京長岡高 1-0 日本文理高 デンカS]

 第98回全国高校サッカー選手権新潟県予選決勝が1日に行われ、昨年度全国8強の帝京長岡高と17年度全国8強の日本文理高が対戦。帝京長岡がU-18日本代表FW晴山岬(3年、町田内定)の決勝点によって1-0で勝ち、2年連続7回目の全国大会出場を決めた。帝京長岡は20年1月2日の全国大会2回戦で熊本国府高(熊本)と戦う。

 試合は序盤、日本文理が圧力をかける。15分頃までは日本文理が敵陣で試合を進め、ロングスローやCKからゴールを目指した。たが、帝京長岡は京都内定MF谷内田哲平主将(3年)のスルーパスなどから流れを引き寄せる。そして、左のMF本田翔英(3年)の抜け出しやMF田中克幸(3年)のミドルシュートなどから相手ゴールに迫った。

 そして、後半4分、帝京長岡は自陣深い位置から相手のプレシャーを剥がしながら前進。すると、バイタルエリアでこぼれ球を拾った田中がDFを十分に引きつけてからスルーパスを通す。これで抜け出した晴山が左足で先制ゴールを決めた。

 この後、巧みな崩しから谷内田が決定的なシュートを放つなど攻めた帝京長岡だったが、追加点を奪うことができない。逆に後半半ば以降は落ち着いて攻める回数が減り、右SB古俣眞斗やMF秋元圭太(3年)、MF長崎颯真(3年)のポジションを上げて反撃する日本文理に押し返されてしまう。

 日本文理は終了間際、GKのロングキックを繋ぎ、最後は古俣が右足シュートを放ったが、枠左へ外れてしまう。帝京長岡は危ないシーンこそあったものの、J注目のCB吉田晴稀(3年)を中心に1点を守って1-0で勝利。目標である昨年度の8強超え、日本一へ一歩前進した。

(取材・文 吉田太郎)
●【特設】高校選手権2019

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