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下剋上のやり方、知っています…PO個人3連勝中の山形MF山田「年間6位は自分たちにとってプラス」

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前回の下剋上を知る山形MF山田拓巳(左)

[12.1 J1参入プレーオフ1回戦 大宮0-2山形 NACK]

 恐れるものは何もない。モンテディオ山形のキャプテンを務めるMF山田拓巳は、J1参入プレーオフ1回戦の大宮アルディージャ戦で追加点をアシストする活躍を見せ、前回昇格を果たした2014年からプレーオフ個人3連勝。「6位は自分たちにとってプラス」。一番下からの2度目の下剋上へあと2勝とした。

 山形は今回と同じく、前回の昇格時も年間順位6位でのプレーオフ進出。山田は準決勝のジュビロ磐田戦で先制点を演出すると、同点に追いつかれたチームは土壇場のCKから山岸範宏氏(現JFAアカデミー福島GKコーチ)のヘディング弾によって、2-1と奇跡的な勝利をつかんだ。その後、決勝でもジェフユナイテッド千葉を1-0で下し、引き分けも許されない中で見事にJ1昇格。今回の大宮戦のピッチに立ったメンバーの中で、5年前の下剋上を知るのは山田だけだった。当時の経験も心の余裕と自信につながっている。

「上位の大宮さんの方が、メンタル的には難しいんじゃないかと。引き分けてもいいというアドバンテージはあるんですけど、それが逆に一発勝負の時は難しかったりすると思う」

「自分たちが5年前のプレーオフで、6位でチャレンジャーとしてアウェーに行って戦いましたけど、やりづらさは全くなかった。恐れるものは何もなく、とにかく(相手に)向かっていくだけ。メンタル的には自分たちの方が確実に臨みやすいというか、勢いを持って臨める。この6位でプレーオフに来たのは、逆に自分たちにとってプラス」

 山田のもくろみ通り、山形は安全に試合を進めるホームの大宮とスコアレスで前半を終えると、2枚の攻撃カードを切って迎えた後半28分に相手のオウンゴールで先制。「イメージしていたゲーム展開だった」。同37分には山田が「相手の嫌なところに走っていこうというのは心掛けていた」と、右サイドのMF柳貴博からのクロスに反応してファーに飛び込み、頭でマイナスに落とす。最後は途中出場のFW山岸祐也が右足で蹴り込み、勝利を決定的なものにした。

 プレーオフ2回戦は8日に行われ、再び敵地で年間4位の徳島ヴォルティスと対戦する。「自分たちにとっては、アウェーで戦うことは決してマイナスなポイントではない」。山形一筋12年目のキャプテンは「チャレンジャーに変わりはないので、次も自分たちらしさをピッチで表現できれば」と泰然自若でその時を待つ。

(取材・文 阿部哲也)
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