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2年連続PO初戦敗退の大宮、今季1敗だったホームで終戦「何回つかみ損ねているか」

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大宮はプレーオフ1回戦で2年連続の敗退となった

[12.1 J1参入プレーオフ1回戦 大宮0-2山形 NACK]

 大宮アルディージャはわずか1敗だったホームで苦杯を舐めた。今季は序盤こそ躓いたが、約8か月に渡ってプレーオフ圏6位以内をキープ。11月4日に延期分の第36節を消化して単独2位に浮上し、首位柏に3差と肉薄した。しかし、ラスト3試合は連続ドローと勢いに乗れず、横浜FCにかわされて3位でシーズンを終えた。

 年間6位の山形を相手に、引き分けでも2回戦に進めるという優位な状況だった。0-0で迎えた後半29分に失点すると、さらに2点目を献上。攻守にアグレッシブな山形に上回られ、意地を見せられなかった。2年連続でJ1参入プレーオフに回り、またも1回戦で涙を飲んだ。

 今季は高木琢也監督が就任し、伝統の4-4-2から3-4-2-1にベースを変更。新たな戦力が加わり、チームの色も変わりつつあったが、勝負弱さが露呈した。チームを牽引してきたMF三門雄大は「リーグ戦から含めてこれだけ昇格できるチャンスがあったのに、何回つかみ損ねているか分からない」と悔しさをにじませた。

「今年は土台を高木さんが築いてくれている。そこから先は僕らだと思う。基礎となる部分は僕らがトレーニングでこだわっていかなきゃいけない。そういう意味では去年よりは今年、良くなったとは思いますが、結果的にこうなっている。まだまだかなと思います」(三門)。昨年の経験を生かしたかったが、今シーズン13勝6分1敗という戦績を誇ったNACK5スタジアムで終戦を迎えた。

(取材・文 佐藤亜希子)
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