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プレミアWEST優勝も気の緩みなし!ゲーム主将MF田邉の活躍などにより、名古屋U-18がホーム無敗継続

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プレミアリーグWEST優勝を喜ぶ名古屋グランパスU-18の選手たち

[11.30 高円宮プレミアリーグWEST第17節 名古屋U-18 3-1 C大阪U-18 トヨタスポーツセンター]

 高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2019WESTは30日に第17節を行い、すでに優勝を決めている名古屋グランパスU-18(愛知)が8位・セレッソ大阪U-18(大阪)に3-1で勝利した。

 27日に2位・ガンバ大阪ユース(大阪)が延期となっていたサンフレッチェ広島ユース(広島)との試合を引き分けで終えたため、自らの試合がない週半ばに名古屋の優勝が確定。残り2試合は、モチベーションを落としても不思議ではない状況だったが、「一戦一戦、自分たちが成長するために頑張っている。怪我人がいて下級生が入ったこともあり、モチベーションが高いまま試合に挑めた」と名古屋MF田邉光平は言う。

 試合の序盤はMF桃李理永(3年)や松本凪生(3年)を中心にボールを繋いだC大阪の時間帯が続いたが、名古屋はFW光田脩人(2年)らアタッカー陣が果敢にゴール前に飛び出し、反撃のチャンスを伺い続けた。

 決して良い流れとは言えない状況を断ち切ったのは、ゲームキャプテンを務める田邉の持ち味を感じさせるプレーだった。前半23分に相手エリアでボールを持った田邉は、「DFの奥で飛び出しているのが見えていた。速い縦パスを通せば、脩人は決めてくれる技術を持っているので信頼していた」と相手DFの間を通す絶妙なスルーパスを展開。イメージ通り、光田が冷静に決めて名古屋が均衡を崩した。

 2-1で迎えた後半にも、田邉が再び魅せる。後半15分にC大阪のFW藤尾翔太(3年)に1点を返されてからは再び嫌な流れが続いていたが、35分にMF榊原杏太(3年)が右サイドから上げた低いクロスを頭で押し込んだ。

 ダメ押しとなった3点目について、田邉は「翠寿がうまくニアに走りこんだのが見えていたので、ファーに走りこんだら、(榊原が)ピンポイントで上げてくれた。上手く合わせられて良かった」と振り返った。試合はそのままタイムアップを迎え、名古屋が3-1で勝利。6月から続く無敗記録を維持したまま、最終節を迎えることになった。

 この結果によって、地元・愛知県での開催となった試合は6勝2分。名古屋は負けなしのままシーズンを終えることになった。昨年は、アウェーで7勝1分1敗と強さを見せながらも、ホームでは3勝3分3敗と強さを発揮できなかった。そのため、新チームが立ち上がってすぐに選手全員が話し合って、「ホームで勝つ」ことを目標に掲げた。

 その結果、生まれたゴールは29ゴール。選手がもたらす歓喜によって応援のボルテージは上がり、また新たな選手の活力になる。大勝が続いた今年の結果は、双方が生んだ相乗効果による賜物だったのは間違いない。田邉はこう口にする。「昨年はなかなかホームで勝てなかったけど、今年はたくさん来てくださる熱いサポーターに勝利を届けたいという気持ちをチーム全員が持っていた。ただ勝つだけじゃなく、見てくれる人を魅了するのが目標だった。そうした意味一年をホーム無敗のまま終えることができ、サポーターの皆さんに感謝の気持ちを伝えられたのかなと思います」。

 今季も残るは、最終節と日本一をかけたプレミアリーグ・プレーオフの2試合のみ。名古屋の選手たちは、一つでも多くの歓喜を呼び込むために最後まで全力で戦い続ける。

(取材・文 森田将義)
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