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エメリ解任のアーセナルは昇格組ノリッジとドロー決着、公式戦8試合未勝利に…

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アーセナルはノリッジとドロー決着

[12.1 プレミア第14節 ノリッジ2-2アーセナル]

 プレミアリーグは1日、第14節を行った。アーセナルは敵地で昇格組ノリッジと対戦し、2-2で引き分けた。

 アーセナルは11月28日に行われたヨーロッパリーグ(EL)のフランクフルト戦を1-2で落とし、翌29日にウナイ・エメリ前監督を解任。後任にフレドリック・ユングベリ氏が暫定監督に就任した。ユングベリ体制初陣となる今節は、同試合からスタメン5人を変更。GKベルント・レノやDFセアド・コラシナツ、MFメスト・エジル、MFマテオ・グエンドゥジ、FWアレクサンドル・ラカゼットが先発に名を連ねた。

 試合は静かな立ち上がりとなったが、先手を取ったのはホームチームだった。前半21分、自陣のPA左脇でボールを奪うと、ハーフェーライン付近からMFケニー・マクリーンが前線へ縦パスを送る。これを受けたFWテーム・プッキが前を向き、相手DFと距離を保ちながらペナルティーアーク内から右足を振り抜く。これがDFシュコドラン・ムスタフィに当たってコースが変わり、ゴール左に吸い込まれた。

 1点ビハインドのアーセナルは前半25分、FKからDFダビド・ルイスと競り合ったDFクリストフ・ツィマーマンのハンドによりPKを獲得。FWピエール・エメリク・オーバメヤンが右足で放ったシュートをGKティム・クルルが止めたが、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の介入があり、オーバメヤンが蹴る前にノリッジの選手がPA内に入ったとしてやり直し。再びキッカーを務めたオーバメヤンがゴール左に沈め、同点に追いついた。

 1-1のままハーフタイムに入ると思われたが、前半アディショナルタイム2分にノリッジが勝ち越す。自陣左サイドからDFサム・バイラムがドリブルで運び、相手を引き付けて前方左のスペースにパスを出す。これを受けたMFオネル・エルナンデスがPA左まで運び、マイナス気味に出したパスをMFトッド・キャントウェルが右足で流し込み、2-1で前半を終えた。

 メンバー変更なしで後半に入ったアーセナルは、12分に右CKからエジルが左足でクロスを供給すると、中央へ流れたボールをムスタフィが右足ボレー。こぼれ球に反応したオーバメヤンが右足で押し込み、2-2と再び追いつく。14分には、最終ラインでのボールロストからマクリーンに完全に抜け出されたが、GKレノのファインセーブにより失点は免れた。

 アーセナルは後半25分にMFルーカス・トレイラ、33分にMFブカヨ・サカ、44分にはMFガブリエウ・マルティネッリを投入したが、終盤はオープンな展開となり、思うように攻撃を仕掛けられず、ノリッジの攻撃を防ぐのに精一杯だった。試合はそのまま2-2でタイムアップを迎え、アーセナルは公式戦8試合未勝利(5分3敗)となった。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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