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[ブラサカ東日本第7節]決勝はfree bird mejirodaiが得点王の埼玉T.Wingsの菊島を封じ込め、初優勝

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初優勝の優勝カップを手にした丹羽(左)と日本代表の園部優月(右)

【ブラインドサッカー東日本リーグ第7節 優勝決定戦】(1日、文京区小石川運動場)
埼玉T.Wings 1-2(前半1-1)free bird mejirodai

得点者
[埼玉T.Wings]
菊島宙(前半7分)
[free bird mejirodai]
鳥居健人(前半10分、後半7分)

試合のハイライト映像はこちらです


 7月に行われたブラインドサッカー日本選手権「アクサブレイブカップ」決勝の再戦となった試合は、free bird mejirodaiが埼玉T.Wingsを逆転で下し、チーム創設3年目で初優勝を飾った。なお、敗れた埼玉T.Wingsと3位のパペレシアル品川が来年2月開幕のKPMGカップに進出する。またリーグ戦で断トツの25得点をあげた埼玉T.Wingsの菊島宙が得点王に輝いた。

 7月の対戦では埼玉T.Wingsの女子日本代表、菊島宙に7点を奪われる屈辱にまみれたfree bird mejirodaiは練ってきた「宙ちゃん対策」を徹底した。両サイドのスペースはどんなに走らせても、菊島とゴールを結ぶスペースを与えないため、フィールドプレーヤー(FP)4人がそのスペースをダイヤモンドの形を作って埋め、シュートコースを防ぎ、前半7分の1点だけに抑えた。

 我慢を重ね、前半10分に鳥居健人のシュートで追いつくと、後半7分には鳥居が自陣から右サイドを攻め上がり、菊島を意図的に引き付けて内側に切り返し、左足で決勝ゴールを決めた。

「前回は1-7で悔しい思いをした。守備を中心に、という戦術の中で自分が点をとる瞬間は40分で2,3度あるかないか、その中でモノにできるかだと思っていた。結果として、得点できてうれしかった」。ゴール後はそれほど喜びを体で表さない鳥居が喜びを爆発させた。

先発メンバー
[埼玉T.Wings]
GK1澤田亜藍
FP5高畑翔
FP7志水聡
FP9菊島宙
FP10加藤健人
ガイド高橋優子
監督菊島充

[free bird mejirodai]
GK20泉健也
FP4菊池陵馬
FP5永盛楓人
FP7園部優月
FP11鳥居健人
ガイド高橋めぐみ
監督山本夏幹
【注】番号は背番号。選手は前半の先発メンバー

(取材協力 日本ブラインドサッカー協会)

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