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31年ぶりの最低記録…低迷マンU、逆転の2分後に追いつかれて2戦連続ドロー

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マンチェスター・ユナイテッドは2試合連続ドロー

[12.1 プレミア第14節 マンチェスター・U 2-2 アストン・ビラ]

 マンチェスター・ユナイテッドは1日、プレミアリーグ第14節でアストン・ビラを本拠地オールド・トラッフォードに迎え、2-2で2試合連続引き分けに終わった。

 一向に調子が上がらないオーレ・グンナー・スールシャール監督が率いるユナイテッドは、若手主体で臨んだ11月28日のヨーロッパリーグ(EL)アスタナ戦で1-2で敗れたものの、主力温存に成功。前線にはフレッシュなMFダニエル・ジェームズ、FWマーカス・ラッシュフォード、FWアントニー・マルシャルの3人が並び、ゴールに迫った。

 しかし、先手を取ったのはアストン・ビラだった。前半11分、右サイドを突破したMFアンワル・エル・ガジのクロスは逆サイドに流れたが、これを回収したMFジャック・グリーリッシュがPA左でMFアンドレアス・ペレイラをかわして右足を一閃。名手GKダビド・デ・ヘアも反応できないシュートが右サイドネットに吸い込まれ、アウェーチームが先制点を奪った。

 1点ビハインドのユナイテッドはなかなかチャンスを作り出せず、前半29分にもMFトレゼゲにゴールネットを揺らされたが、オフサイドの判定に助けられる。すると、42分にショートコーナーから右サイドでMFフアン・マタのパスを受けたA・ペレイラがクロスを供給。これをラッシュフォードが頭で合わせると、GKトム・ヒートンの背中に当たってゴールラインを越えた。

 1-1と追いついて後半を迎えたユナイテッドは、19分にDFアーロン・ワン・ビサカのシュートから右CKを獲得。再びショートコーナーから右サイドでパスを回してMFフレッジがクロスを入れると、ニアでFWウェズレイが触ったボールがファーサイドに流れ、DFビクトル・リンデレフが頭で押し込んで2-1と逆転に成功した。

 だが、喜びもつかの間、2分後に同点に追いつかれてしまう。アストン・ビラは後半21分、右CKを直接ゴール前に入れず、パスを回してペナルティーアーク手前からDFマット・ターゲットが浮き球パス。完全にフリーとなっていたDFタイロン・ミングスが左足ダイレクトボレーを叩き込み、2-2とした。

 試合はそのままタイムアップ。データ会社『オプタ』によると、ユナイテッドが14試合を終えて勝ち点18にとどまったのは、1988-89シーズン以来の31年ぶりのこと。同シーズンは11位に終わり、当時優勝したアーセナルとの勝ち点差は『25』だった。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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