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日本文理は帝京長岡を苦しめるも惜敗。注目選手も擁する来年こそ「奪還」へ

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日本文理高の右SB古俣眞斗主将が相手の突破を阻む

[12.1 選手権新潟県予選決勝 帝京長岡高 1-0 日本文理高 デンカS]
 
「奪還」をテーマに戦った17年度大会優勝校・日本文理高は、複数のJクラブ内定選手や年代別日本代表選手を擁する帝京長岡高を苦しめたが、0-1で敗戦。2年ぶりの優勝を勝ち取ることはできなかった。

 立ち上がりから前への勢いある攻守で注目校を押し込んだ。MF中林海成(3年)が小刻みなステップのドリブルで切れ込み、セットプレーを獲得。右SB古俣眞斗主将(3年)のロングスローに189cmCB岩井優月(3年)ら180cm以上の長身選手たちが飛び込むなど相手にプレッシャーをかけた。
  
 前半15分頃まではほぼ敵陣でプレー。思い通りの展開に持ち込んでいたが、徐々に技術面で上回る帝京長岡に押し返されてしまう。GK小菅瑠樹(3年)の好セーブなどで凌いでいたものの、セカンドボールを拾えず、敵陣でプレーできなくなった。

 後半立ち上がりに再び押し込みながら、そこからボールを繋がれると、一瞬の隙を突かれる形で失点。後半10分過ぎから選手を入れ替え、古俣やMF長崎颯真(2年)、MF秋元圭太(3年)のポジションを上げて反撃の色を強めた日本文理は、古俣の突破やセットプレー、クロスからゴールに迫る。

 だが、後半アディショナルタイムのチャンスを活かせず、0-1で試合終了。駒沢隆一監督は、押し込んでいた前後半の立ち上がりに「そこで思い切って(シュートを狙って)振り抜いていなかった」とシュートの積極性を欠いたことを残念がった。

 全国上位の実力を持つと言われる相手を苦しめたが、奪還は叶わず。駒沢監督は「失ったものを取り返そうというところでやってきて届かずだったけれど、これがサッカー。(帝京長岡には)ぜひ全国で頑張って欲しいです」。そして、再び奪還を目指すことになった1、2年生たちに期待を寄せた。

 走る、戦う、引かない、前への姿勢を失わずに相手よりも1点でも多く得点して勝ち切る。この日は注目MFの長崎の他、大型FW太田優心(2年)やCB鳴海凛人(1年)が先発出場。2年前の全国8強メンバーであるGK相澤ピーターコアミ(現千葉、U-18日本代表候補)の弟、187cmMF相澤デイビッド(1年)という素材感のある選手も控えている。夏冬ともに県準優勝に終わった悔しさも持って成長を遂げ、来年こそ「奪還」を果たす。
 
(取材・文 吉田太郎)
●【特設】高校選手権2019

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