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浦和、DF森脇良太の退団発表「全ては僕の実力不足」「ビッグスマイル」

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優勝後の“サイレント・リフトアップ”も風物詩だった浦和レッズDF森脇良太

 浦和レッズは3日、元日本代表DF森脇良太(33)が今季限りで退団することが決まったと発表した。2013年に広島から加入して以来、ストッパーや右ウイングバックのポジションで7シーズンにわたってチームを支えてきた。

 広島時代にも共に戦ったミハイロ・ペトロヴィッチ監督の後を追う形で13年に加入。攻撃的なスタイルの中で主力を担い、Jリーグステージ優勝やカップ戦制覇に貢献した。しかし、昨季は負傷の影響でわずか11試合の出場。再起を期した今季もベンチを温めることが多く、第33節終了時点で16試合にとどまった。

 森脇はクラブを通じて、長文のコメントを発表した。

「浦和レッズを支えてくださっているファン、サポーターのみなさんへ。

 今シーズンを最後に浦和レッズと契約満了となり、退団することとなりました。2013年の加入から7年間、浦和レッズというすばらしいクラブで僕自身かけがえのない時間を過ごさせてもらいました。

 そのクラブや、僕にとっても特別な存在のファン・サポーターのみなさん、そしていつもサポートしていただいているパートナー企業のみなさん、関係者各位の方々に対して、どう自分の言葉で表現して感謝の想いを伝えることがベストなのか、なかなか良い言葉が見つからないです…。

 本当に感謝してもしきれません。

 もう少しだけ僕自身、浦和レッズでプレーできると信じ、まだまだやるべきことはあると思っていましたが、この結果になったのも全ては僕の実力不足です。僕自身はすばらしい時間を過ごさせてもらった7年間でしたが、たくさんの方に迷惑をかけ、このクラブに対して何も残すことができなかったことが情けないし申し訳ない気持ちでいっぱいです。

 それなのに、みなさんからの愛情はたくさん受け取ってしまいました(笑)。

 浦和レッズのエンブレムを胸にこのクラブで戦う責任と覚悟とプレッシャー、魂はどれも幸せな時間でした。

 今シーズン残り1試合。最終戦のG大阪戦が残っていますが、最後の1秒まで感謝の気持ちを持ち、浦和レッズでプレーする責任と覚悟を持って残りの時間を過ごしていきます。このクラブのために、最終戦を勝つために血を流してでもピッチの上で戦います。

 全ては浦和レッズのために!!

 最後になりますが、本当にたくさんの愛情をありがとうございました。愛情をくれたたくさんの方に対して、感謝の気持ちでいっぱいです。心の底から…ありがとう!!ビッグスマイル。それではみなさん12月7日、埼玉スタジアムお待ちしております」

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