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泥沼続くデポルティボ、地元紙が柴崎岳に要求「唯一の責任者ではないが…」

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デポルティボMF柴崎岳

 MF柴崎岳所属のデポルティボは1日、スペイン2部リーグ第18節でルーゴと0-0で引き分け、今季の通算成績は1勝9分8敗となった。白星を挙げたのは開幕節の一度だけで、以降は17試合勝ちなし。6試合ぶりに途中出場した柴崎も沈滞ムードを打ち消せなかった。

 1部ヘタフェから加入した柴崎は今季、2部リーグ戦10試合に出場。序盤は先発出場していたものの、チーム状況の悪化と監督交代、さらにはA代表活動による離脱で序列が下がり、最近はベンチを温める試合が続いている。そうした中で11月下旬、地元紙『ラ・オピニオン・ア・コルーニャ』は柴崎の特集記事を掲載した。

 記事はルーゴ戦に向けて書かれたもので、そろそろ柴崎の出番が訪れると予想。失点続きの現状は守備陣だけに原因があるのではなく、全選手に責任があるとして上で、ゲームをコントロールするべき中盤選手に解決策を求めた形だ。柴崎については「チームがうまく回るための軸になる必要があるが、そうした姿は見せられていない」という現状が記されている。

 記事では「不調の原因は各選手の不安にあり、これを克服しようとしていることが逆効果になっている」とし、共に中盤を担うべきMFビンセント・ゴメスの名を挙げつつ、「ガクは主要な責任者でも、唯一の責任者でもない」と指摘。柴崎がチーム全体に及ぼす影響は限定的だとされている。

 しかし、ビンセント・ゴメスが直近の試合でボールに積極的に絡み、チームへの貢献度を高めていることから、柴崎への期待も高まっている様子だ。「彼はこの結果と環境や、チームの停滞から距離を取る必要がある。そしてチームの中心選手になり、とりわけボールに触れている時はチームメートに解決策を提示する必要がある」と奮起を促している。

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