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“お客さん”で終わるな…森保監督、U-22代表初招集3選手に「思い切りやってほしい」

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左からFW一美和成(京都)、MF東俊希(広島)、GK小久保玲央ブライアン(ベンフィカ)

 東京五輪まで1年を切った状況で、初めてU-22日本代表に招集された。今回の長崎合宿は5日間と短い活動期間となるが、森保一監督は初招集となる3選手に「アグレッシブに思い切りやってほしい」と期待を寄せた。

 今回のメンバーには、10日から18日まで韓国で開催されるE-1選手権に招集されたU-22世代の選手は選出されず。また、FW前田大然(マリティモ)やMF安部裕葵(バルセロナ)、DF中山雄太(ズウォレ)ら5選手を除く海外組も招集はされなかった。

 そんな中、初招集となったのがFW一美和成(京都)、MF東俊希(広島)、GK小久保玲央ブライアン(ベンフィカ)の3選手だ。「我々は常にスタッフで手分けをして、スカウティングをしている。来年の東京五輪に向けて、そして今後の日本代表でも活躍できる選手ということ。今回は招集の条件がある中で、いろいろなことを含めて招集させてもらった」と話した指揮官は、「チームのコンセプトを理解してもらいつつ、自分の持っている特長を思い切り発揮できるようにしてほしい」と3選手に求めた。

「なんとなくお客さんで活動期間が終わるのではなく、どんどん自分が思っていることをアピールしてほしい」

 来年1月にタイで開催されるAFC U-23選手権(東京五輪最終予選)に続けて選出されるためにも、“初舞台”で猛アピールを成功させたいところだ。

(取材・文 折戸岳彦)
▼AFC U-23選手権タイ2020(東京五輪最終予選)特集ページ

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