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「助けが必要なら飛んでいく」ベンゲル氏が教え子ユングベリと古巣への援助を約束

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現役時代のフレディ・ユングベリと監督時代のアーセン・ベンゲル

 元アーセナル指揮官のアーセン・ベンゲル氏は、いつでも古巣や元選手に手を差し伸べることができると話した。

 2018年夏に22年間にわたって指揮してきたアーセナルから退任したベンゲル氏。以降、多くのクラブが招聘を目指したと報じられたものの、1年以上にわたり無所属が続き、先日に国際サッカー連盟(FIFA)の役員に就任することが発表されていた。

 一方、ベンゲル氏を失ったアーセナルは現在迷走中。成績不振を理由にベンゲル氏の後任ウナイ・エメリ前監督のクビを切り、元選手であり、アシスタントとして前任者を支えたフレディ・ユングベリ暫定監督を据える。しかし、初陣では下位ノリッジ・シティに引き分け、現在公式戦8戦未勝利が続く。

 この状況を受け、ベンゲル氏はイギリス『スカイスポーツ』で、1998年から2007年まで指導したユングベリ暫定監督と古巣へ「教え子や前のクラブを助けることをいつでも歓迎している。仮に彼が私の助けを必要とすれば、もちろん私は飛んでいくよ」と話し、元スウェーデン代表MFを信頼した。

「私の心はいつもクラブとともにあり、彼らには上手くやってほしい。フレディは素晴らしいまでに献身的だ。長年この仕事を求めていた。そして、彼はその機会を手にしたんだ。彼にチャンスを与え、彼をサポートしてほしい」

 当のユングベリ暫定監督は「アーセンと本当に話がしたい。でも、忙しくてできていない」と認めた一方で、同郷の指揮官であるスヴェン・ゴラン・エリクソン氏を参考にしながらチームを指揮していると明かした。

「彼は本当に賢い。彼がイングランドで監督をしているとき、よく話をしていた。以前に彼がどのように選手たちを扱っているかを知って、いくつかのアイディアを盗んでいる。彼は最高のコーチで、彼ともすぐに話をしたい」

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