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アーセナル就任はなし…アッレグリ氏「1年は離れようと決断した」

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マッシミリアーノ・アッレグリ

 2018-19シーズン限りでユベントスの指揮官を退任し、現在は無所属となっているマッシミリアーノ・アッレグリ氏は、夏になるまで監督業に復帰するつもりはないという。スポーツ専門チャンネル『ESPN』が報じている。

 ユベントスを率いた5年間でセリエAを5連覇したアッレグリ氏。その手腕はイタリア国内に限らず評価されており、ウナイ・エメリ監督が解任されたアーセナルの新指揮官就任の噂も出ているが、いますぐに跡を継ぐ気はないようだ。

「6月まではね。それを長期休暇と呼ぶかどうかはわからないが。ジョバンニ(・ブランチーニコーチ)と私は、すぐさまその結論に達した。ユベントスとの関係が終わったとき、1年は離れようと決断したんだ」。現在の心境をそう語る。

 2003年に現役生活を終えた後、すぐに下部リーグで指導者キャリアを開始。16年越しの休養についてアッレグリ氏は「これまでのことを振り返ったり、外に出てみんなと話したり、プライベートの時間を持ったりする余裕がある。映画に行ったり、芸術を鑑賞したり、本を読んだりするのが大好きなんだ」と前向きに語った。

 それでも英語のレッスンを受けるなど、イタリア国外で指揮を執る野心はあるようだ。「うまく喋るために努力しているよ。リスニングのほうが少し難しいと思う。話しているときは、少しゆっくり喋ってもらえると理解できる。映画も観るし、英語で書かれているものを読むのは大丈夫だ」と勉強を重ねていることを明かした。

 その上で「来年は重要な年になる。最終的にどう選択するかもそうだし、どうそれに備えるかも重要だ」と未来は見据えている様子。「5年間ユベントスで過ごし、一年休んだあと、いざ試合に戻ったときに失敗したくないんだ。そんなことになったら頭にくるからね」と闘志は燃やしている。

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