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クロップが超過密日程に苦言「FIFAやプレステじゃない。選手には休養が必要」

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ユルゲン・クロップ監督が過密日程に苦言

 リバプールユルゲン・クロップ監督は、過密日程に苦言を呈し、選手に休養が必要であることを強調した。

 昨季、14年ぶりに欧州王者に輝いたリバプールは、今月中旬に開幕するFIFAクラブ・ワールドカップに参戦する。しかし、初戦となる準決勝前日にはカラバオカップが予定されており、またクリスマスシーズンにはプレミアリーグ恒例のタイトなスケジュールが待っている。

 12月に計9試合を戦い、さらに2020年1月上旬にはリーグ戦に加え、FAカップ3回戦のエバートンとの“マージーサイドダービー”が予定されるなど、気の抜けない状況が続く。これを受け、以前から日程への不満をあらわにするクロップ監督は、7日のボーンマス戦前の会見で再び声を上げた。

「昨年には考えもしていなかったが、今年は多くの選手を入れ替える必要がある。我々は100%このようにやらざるを得ない。選手たちに休養の必要がないFIFAやプレイステーションじゃないんだ。現状では休養の時間はない。我々は彼らを休ませるようにしなければいけない。他のチームはそのような必要がないかもしれないが、我々は間違いなく選手たちを入れ替える」

 また、すでにファーストチームをカタールに連れて行き、ユースチームを中心にカラバオカップを戦うと発表したリバプールだが、この会見でファーストチームを2つに分ける考えはないかと問われたクロップ監督は「1秒たりとも考えたことはない」と主張し、その理由を説いた。

「我々は(カラバオカップ4回戦で)アーセナルに勝ったんだ。完璧ではないが、最善の策だ。だから、我々(ファーストチーム)はカタールでタイトルを目指し、アストン・ビラにも勝つつもりでいる。ファーストチームを2つに分けようなんて考えはなかった」

「アストン・ビラ戦は若い選手たちにとって本当に良いチャンスだ。君たちが勝てるわけがないと言っていることを理解しているが、だからこそフットボールは素晴らしいんだ。すべての選手たちが楽しんでくれると信じているよ。プレッシャーはない」

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