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森岡亮太はシャルルロワにとって「前例にないほど重要な存在」…カウンター主体のチームの軸

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ベルギーメディアがMF森岡亮太を絶賛

 MF森岡亮太はベルギーのシャルルロワで好調なシーズンを過ごしている。同国メディアの『voetbalnieuws』はそのプレーを「ベルギーのトップ」と絶賛した。

 今年1月にレンタルでアンデルレヒトから加入した森岡は、公式戦15戦に出場し、4ゴール2アシストを記録。シャルルロワが夏には買い取りオプションを行使すると、主にトップ下でプレーする同選手は今季これまで17試合で6ゴール2アシストを決め、現在4位につけるチームで中心的な存在となっている。

 そんな森岡の活躍ぶりを『voetbalnieuws』が特集。得点やアシスト数に関しては「モリオカは上手くやっている」と評価する同メディアは、「だが、カリム・ベルホチーヌ(監督)が率いるチームにとって、彼はさらに大きな価値を持つ。モリオカは、一段と優れたキーパーソン」と指摘。攻撃はカウンターが主体のチームは、「結果を出すためには攻守のほぼ完璧に切り替えることが必要。そして、これに関してはモリオカは前例にないほど重要な存在なのだ」と続けた。

 記事によれば、同選手は裏を突くパスにおいてはジュピラーリーグ4位の成功率(41%)を誇る選手とのこと。さらに68%のロングパスも味方に届き、その数字にはアンデルレヒトのヤリ・フェルシェーレン(62%)、ミシェル・ブラップ(54%)、サミル・ナスリ(42%)らは「近づくことすらできない」と言及。また、高いレベルのスキルや創造力が必要な、1本のパスで2~3人の相手選手を翻弄する“スマートパス”においてもリーグのトップ3に入るという。

 なお、『voetbalnieuws』がこの特集につけたタイトルは「アンデルレヒトが犯した気がつかれていない失敗:“ベルギーのトップ“」。アンデルレヒトが森岡を手放したことを「失敗」と皮肉られ、記事内では現在同クラブに所属する選手たちのスタッツが度々引き合いに出されている。

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●ベルギー・リーグ2019-20特集
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