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カンプノウのブーイング受けた久保建英は2ゴールの起点も…メッシ3発!バルセロナ、連勝伸ばして首位キープ

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FWリオネル・メッシとマッチアップするMF久保建英

[12.7 リーガ・エスパニョーラ第16節 バルセロナ5-2マジョルカ]

 リーガ・エスパニョーラは7日、第16節を各地で行い、MF久保建英所属のマジョルカが敵地でバルセロナと対戦した。先発した久保にとってはカンテラ時代に4年間を過ごした古巣との初凱旋試合。現地サポーターからはブーイングも向けられる中、攻撃の中心として得点の起点となったが、失点を重ねたチームは2-5で敗れた。

 直近2試合でフル出場が続いている久保は、この日も4-4-2の右サイドハーフで先発出場。カンプノウのスタンドからはレアル・マドリー行きを選んだ18歳にブーイングの洗礼が飛んだ。それでも久保は前半5分、鋭いクロスで味方の攻勢を導くなど、攻撃の中心として認められつつあることを感じさせた。

 ところが前半7分、まずはバルセロナがスコアを動かした。GKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンがゴールキックを素早く蹴り出すと、最終ライン裏に抜け出したのはFWアントワーヌ・グリーズマン。最後はGKマノーロ・レイナの頭上を越すループシュートで流し込み、大きな先制点が入った。

 マジョルカは前半8分、左サイドを抜け出した久保がDFセルジ・ロベルトに倒されてイエローカードを誘発。しかしバルセロナは15分、MFセルヒオ・ブスケツのヘディングシュートがレイナのビッグセーブに阻まれつつも、17分にFWリオネル・メッシのミドルシュートが突き刺さり、2点のリードを得た。

 マジョルカは前半35分、久保のパスを受けたMFサルバ・セビージャがスルーパスを送り、FWアンテ・ブディミルが決めて1点を返す。ところがバルセロナは41分、再びメッシが左足ミドルを沈めると、43分にはMFフレンキー・デ・ヨングのパスを受けたFWルイス・スアレスがトリッキーなヒールシュートを決め、4-1でハーフタイムを迎えた。

 マジョルカは後半19分、久保のスルーパスに抜け出したMFアレイクス・フェバスが高軌道のクロスを送ると、ブディミルがヘッドで2点目を決める。しかし、バルセロナは38分、スアレスのアシストからメッシがハットトリック達成。バルセロナが5-2で勝利した。

 バルセロナはこれで4連勝。先に今節の試合を終えていたR・マドリーに勝ち点で追いつき、前節までに続いて首位をキープした。一方、マジョルカはこれで3連敗。今節で降格圏転落の可能性がある暫定17位となった。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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