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勢いに乗る徳島、POでも「ラブ・ヴォルティス」ポーズ炸裂!

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「ラブ・ヴォルティス」の「L」

[12.8 J1参入プレーオフ2回戦 徳島1-0山形 鳴門大塚]

 J1参入プレーオフでも「ラブ・ヴォルティス(LOVE・VORTIS)」ポーズが炸裂した。徳島ヴォルティスは今季途中から選手の「L」とサポーターの「V」で完成するこのパフォーマンスが親しまれている。後半8分、FW野村直輝のスルーパスをFW河田篤秀がループで沈めると、4選手が並んで「L」を送り、サポーターが「V」で応えた。

 ゴール裏のサポーターに駆け寄るには距離が遠く、「点を取った時に逆側だったんですが、ノムくんが『ここからやろう』と言ったのでみんなでやりました」と河田が笑えば、野村は「もう少しサポーター側でやりたかったです」と振り返った。

 主将MF岩尾憲が両指で「LV」を作ったゴールパフォーマンスが発端。8月24日の琉球戦で野村が光線を発射するようなポーズで「L」、GK松澤香輝が両手を広げる「V」でパフォーマンスを掛け合うと、これを選手とサポーターで完成する形になった。野村がSNSを使うなど率先してパフォーマンスを広め、徳島を盛り上げてきた。

「チームのツイッターを含めて、『こういうポーズをしてください』ということを広めてくれたのがありがたかったです。徳島はお客さんが少なかったので、選手とサポーターの方が一緒になって盛り上がれるものがあれば何か違ってくると思った」(野村)。この日は今季2度目のホーム入場者数1万人を越え、勝利に沸いた。

 リーグ戦終盤は15試合で11勝3分1敗と快進撃を続けると、4位で臨んだプレーオフも勢いに乗っている。6年ぶりのJ1昇格まであと1勝。一週間後の決定戦はアドバンテージがあった1回戦、2回戦と違い、勝利が必要になる。勢いそのままに、アウェーでも「ラブ・ヴォルティス」を披露できるか。J1年間16位の湘南に挑む運命の決定戦は14日13時にキックオフを迎える。

(取材・文 佐藤亜希子)
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