beacon

出場校チーム紹介:興國高(大阪)

このエントリーをはてなブックマークに追加

注目の初出場校、興國高

第98回全国高校サッカー選手権

興國高(大阪)

興國高関連ニュース


興國高写真ニュース

▼全国大会日程
2回戦 0-2 昌平高(埼玉)
■出場回数
初出場
■過去の最高成績
-
■その他、過去の主な全国大会成績
-
■監督
内野智章
■主将
MF田路耀介(3年)
■今季成績
[総体](府6回戦敗退)
府6回戦 0-1 関西大一高

[リーグ戦]
プリンスリーグ関西4位(9勝1分8敗)
■予選成績
5回戦 5-0 東住吉高
6回戦 3-1 帝塚山泉ヶ丘高
準々決勝 1-0 関西大一高
準決勝 3-1 近大附高
決勝 2-0 阪南大高
■都道府県予選決勝布陣&決勝メモ
[4-5-1]
      杉浦力斗
下村和暉 樺山諒乃介 南拓都
   田路耀介 湯谷杏吏
橋本丈          高安孝幸
   平井駿助 中島超男   
      田川知樹

[決勝メモ] 
 プリンスリーグ関西王者・阪南大高との決勝戦。前半、興國はFW杉浦力斗(2年)へのロングボールを多用し、DF高木践(3年)を中心に守る阪南大高にジャブを打ち続る。そして後半に勝負。前がかりになる相手に対し、MF湯谷杏吏(2年)が前向きでプレーする回数を増加するなど仕掛けていく。そして後半30分、MF樺山諒乃介(2年)の突破から杉浦が先制ゴール。GK田川知樹(2年)のビッグセーブでピンチを凌ぐと、38分にCKから樺山が決めて2-0で勝った。興國は悲願の初優勝。全国大会初出場を決めた。

MOM:MF樺山諒乃介(2年)
初優勝導く1G1A!
■予選取材記者(森田将義氏)チーム紹介
全国を驚かすか?タレント揃う注目の初出場校

 プリンスリーグ関西に初参戦した今年は守備が乱れ、黒星が目立った。夏のインターハイ予選もベスト16で敗退。主将のMF田路耀介(3年)は「立ち上げの頃は勝てなくて本当に苦しかった」と振り返る。しかし、夏以降はGK田川知樹(2年)とDF平井駿助(2年)が大きく成長。チーム全体としても守備意識を高めたこともプラスとなり、予選5試合で2失点に抑える手堅い試合運びに繋げた。
 代名詞である攻撃も、プリンスリーグで格上との戦いを経験したことでポゼッション一辺倒ではなく、時間帯に応じてカウンターを繰り出すなど臨機応変さを身につけた。田路とMF湯谷杏吏(2年)のダブルボランチを中心に、MF樺山諒乃介(2年)やFW杉浦力斗(2年)といったプロ注目株が繰り出す仕掛けは全国でも通用するはずだ。全国を驚かせる準備は進んでいる。

編集部+α
 今年はMF田路耀介主将(3年)と右SB高安孝幸(3年)の金沢入りが内定。昨年は左SB起海斗が山口、FW村田透馬が岐阜、FW中川裕仁が愛媛へ加入し、その前年も3選手がプロ入りを果たしている。OBには中央大を経てプロ入りし、日本代表まで駆け上がったFW古橋亨梧(現神戸)もおり、今後、大学を経由してプロ入りする選手も増加しそうだ。古橋に続く存在の台頭など、これからの部分もあるが、“育成の興國”として定着していることは確か。来年は樺山と田川、杉浦、平井、MF南拓都(2年)ら大量のJリーガー誕生が期待されているが、その前に実績を残すか。注目の初出場校だ。


■予選取材記者(森田将義氏)注目選手
ブレイクなるか、逸材GK
GK田川知樹(2年)
「フィールドプレーヤー並のテクニックと高精度のキックで攻撃の起点となる守護神。今年は横浜FMへの練習参加によって、ファインセーブの回数も増えた」

名は『あずり』。センス抜群のプレーメーカー
MF湯谷杏吏(2年)
「巧みなポジショニングでDFラインからボールを引き出し、攻撃のスイッチを入れるプレーメーカー。『あずり』という名前は、イタリア代表の好きの父から、『アズーリ』の愛称にちなんで命名された」

注目校のエースは大会屈指のドリブラー
MF樺山諒乃介(2年)
「持ち前のドリブルとパスで決定機を作りつつ、左右両足から放つ強烈なシュートでゴールネットも揺らす絶対的な10番。初の全国で興國らしさを出せるかは彼次第だ」

■過去の全国大会成績
-
■登録メンバーリスト
1 GK 田川知樹(2年)
2 MF 橋本丈(3年)
3 DF 中島超男(2年)
4 MF 田路耀介(3年)
5 DF 平井駿助(2年)
6 MF 浜崎匠海(2年)
7 MF 山崎希一(3年)
8 MF 高安孝幸(3年)
9 FW 杉浦力斗(2年)
10 FW 樺山諒乃介(2年)
11 MF 南拓都(2年)
12 GK 吉岡凜太郎(3年)
13 MF 豊田柊弥(2年)
14 MF 山本翔(3年)
15 MF 芝山和輝(3年)
16 MF 湯谷杏吏(2年)
17 MF 萬谷裕太(3年)
18 FW 下村和暉(3年)
19 FW 野勢日向太(2年)
20 MF 児山雄基(2年)
21 GK 芝谷颯汰(3年)
22 MF 中池秀太(3年)
23 DF 丸山航輝(3年)
24 FW 松本悠玖(3年)
25 DF 田上涼太(1年)
26 MF 関家涼太(3年)
27 FW 石田開世(3年)
28 MF 佐々木紳乃介(3年)
29 MF 武本射雅(1年)
30 MF 浦崎晶立(3年)
▼関連リンク
●【特設】高校選手権2019

TOP