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13歳のバーンリーファンがソン・フンミンに人種差別…警察も動き出す事態に

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ソン・フンミンに対して人種差別行為

 バーンリーのサポーターがトッテナムのFWソン・フンミンに対して人種差別行為を働いたことがわかった。イギリス『BBC』や『スカイスポーツ』などが報じている。

 7日にトッテナムの本拠地で行われたバーンリー戦で、30分過ぎに自陣からドリブルで駆け上がってスーパーゴールをマークするなど5-0の勝利に大きく貢献したソン・フンミン。しかし、この試合で13歳のバーンリーサポーターが韓国代表FWに対して人種差別的なジェスチャーをしたようだ。

 保護者とともにバーンリーを応援するために敵地に乗り込んだこの少年だが、この行為が発覚した後、スタンドからの退席を命じられた模様。その後、メトロポリタン警察が調査を行い、バーンリーの地元警察と両クラブも捜査に協力している。

 また、バーンリーによると、この少年とその家族は、アンチレイシズムチャリティの『Kick It Out』とバーンリーが主催する教育プログラムの受講を義務付けられたようだ。

 バーンリーは9日、声明で「バーンリー・フットボールクラブはいかなる種類の差別も寛容できないポリシーを貫いている。問題が大きくなり続ける人種差別に対して他の組織とともにこれからも取り組みたい」と発表している。

 なお、2015年からトッテナムでプレーするソン・フンミンは以前から複数回にわたり人種差別の被害に。先日のエバートン戦では、MFアンドレ・ゴメスに対するタックルでレッドカード(後に取り消し)を受けた際、エバートンサポーターから人種差別を受け、クラブが調査に乗り出していた。

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