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「強く慰留いたしましたが…」山形、木山監督の退任を発表

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木山隆之監督が退任

 モンテディオ山形は11日、木山隆之監督(47)が退任することを発表した。後任ついては決まり次第発表するとしている。

 2016年11月に木山監督が就任した山形は、1年目はJ2リーグで11位、昨季は12位に終わったが、今季は惜しくもJ1参入プレーオフ2回戦で敗退するも、統率された守備と若手の積極起用で6位に引き上げた。

 クラブ公式サイトによると、代表取締役社長の相田健太郎氏は「木山隆之監督とは、かねてから来シーズンの契約継続についてお話をさせていただいておりました。しかし、クラブの目標であった今季のJ1昇格を果たせなかったことについて、監督ご自身は非常に責任を感じていらっしゃいました。それでもクラブとして何度もお話をさせていただき、強く慰留いたしましたが、この度ご本人の意向を踏まえ、このような決断となりました」と説明し、木山監督に感謝の言葉を贈った。

 また、木山監督は「このチームを率いて3年目の今年、私自身、『必ず昇格する』という気持ちで、全身全霊取り組んでまいりました。結果、プレーオフには進出できましたが、 J1に昇格することができませんでした。残念な結果となってしまいましたが、選手達はこの経験を糧に、さらに進化し、J1に昇格してくれると信じています」とコメント。

 ファン・サポーターに対して「暑い日も寒い日も、どんなに遠い場所でも、私達に大きな声援を送ってくださいました。ベンチから見た、青と白の皆さんの姿は忘れません。私はチームを離れますが、これからもモンテディオ山形へのご声援をよろしくお願いいたします。3年間、本当にありがとうございました」と挨拶した。

 なお、一部報道では、渡邉晋監督の後任としてベガルタ仙台の新監督に木山監督が就任するとみられている。

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