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MF相馬勇紀、6分間のA代表デビューも「中でやれたのが良かった」

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A代表デビューを果たしたMF相馬勇紀(鹿島)

 日本代表MF相馬勇紀(鹿島)がE-1選手権初戦の中国戦で、後半39分にA代表デビューを果たした。「あまりそういうのは考えないタイプ」と感慨はそれほど大きくなかったというが、11日の練習後には「試合に関わって中でやれたのが良かった」と手応えを語った。

 投入直前には森保一監督の下に歩み寄って「攻撃で出ていくこと、守備では締めること」という指示を受けた相馬。攻撃を持ち味とする選手だが、任されたのは右ウイングバック。「対人には自信があるので抜かれないこと」という意識もしつつ、デビュー戦のピッチに向かった。

 出場時間が短かったうえ、投入後にチームが失点したため、守勢ムードで持ち味は発揮できず。それでも「ピッチ内で声がたくさん出ていた」と少ない準備期間での奮闘を前向きに捉え、「1失点した部分はチームとしてなくさないといけないと思うけど、勝てたことがよかった」と振り返った。

 次の試合は14日の香港戦。「中3日なのでコンディションにバラつきがある」と先発起用へアピールを続ける相馬は「僕の特長は攻撃の部分だと思うので、得点だったりアシストだったり結果を求めていくこと。そことチームのために戦うという二つを軸にしてやっていきたい」と意気込んだ。

(取材・文 竹内達也)
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