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17歳西川潤にドイツメディアが注目…「U-17世代優れた才能24名」の一人に選出

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(写真協力『高校サッカー年鑑』)

 桐光学園高に籍を置きながら、特別指定選手としてセレッソ大阪でプレーしているU-17日本代表MF西川潤。同選手がドイツ『Transfermarkt』が選定する“2002年以降に生まれた優れた才能の24名”という特集でその中の一人に選ばれた。

 この企画は12月1日から24日にかけて、同メディアが1日ずつ優れた才能を持ったU-17世代にスポットを当てていくというもの。西川は現地時間11日、その11人目として紹介され、特集記事が組まれている。

 記事では「ハイスクールに通いながらトップリーグでプレーする新しい久保(建英)」という見出しで、次のように伝えている。

「日本から輩出された久保という18歳の才能がヨーロッパで広く周知されている。彼はバルセロナのラ・マシアで育ったが日本へ一時的に戻り、母国のトップリーグでプレー。18歳になるとともにレアル・マドリーと契約を結んだことで、スペイン国内外で大きく注目を集めた」

「そして17歳の西川潤も久保と同じように、若くして日本の1部リーグでプレーする状況となっている。久保と現時点で比較をするのは難しいが、西川の今後の道筋はまだ明確になっていない」

「西川は横浜F・マリノスの下部組織でプレーしていたが、現在は地元の桐光学園に通いながら、特別指定選手としてセレッソ大阪の一員となっている。レヴァークーゼンのトレーニングに参加するなどドイツでも注目を集めた。国際大会ではすでにU-16アジアカップ、U-20ワールドカップなどで、主力の一人としてプレーしている」

 記事では西川の才能について「彼のプレーで注目すべきは優れたビジョンと正確なラストパス。そして優れたボールコントロールを備えているうえに、トップスピードに乗った時のプレーも刮目すべきだ。彼は現時点で180センチと久保より数センチ大きいが、ヨーロッパのトップリーグでプレーできるかどうかは、8か月年上の同胞(久保)のように、トップリーグで明確な成長を示す必要がある」と紹介している。

 2020年シーズンから西川は特別指定選手の肩書きが外れ、引き続きC大阪でプレーすることが内定している。2002年生まれの西川は2020年2月21日に18歳を迎えるが、この年齢に達すると国際移籍が可能となることもあり、ドイツの同メディアは西川に関心を寄せ、現状について詳しく報じた。

「彼は香川真司がかつて在籍したC大阪でプレーしているが、(久保を手放した)FC東京のケースとは異なり、西川がヨーロッパのトップチームにすぐ移籍するかどうかは考えにくい。だが日本の若き才能に対してヨーロッパのクラブが関心を寄せており、西川が今後どのタイミングで、ヨーロッパのどこへ新天地を求めるのかという話題は、今後一つの楽しみだと言える」

 記事では「西川は現時点でヨーロッパにやって来るかどうかは不透明だ」とも伝えているが、日本の次なるスター候補として、ドイツでも西川に対する注目度が高まっているようだ。

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