日本代表FW南野拓実にリバプール行きの話が浮上している一方で、ザルツブルクの同僚、韓国代表FWファン・ヒチャンも同じタイミングでプレミアリーグのクラブへ籍を移す可能性が高いようだ。

　イギリス『テレグラフ』、『デイリー・メール』などが伝えたところによると、ウォルバー・ハンプトンはUEFAチャンピオンズリーグのグループ第6節ザルツブルクvsリバプールにスカウトを送り、この試合以降ファン獲得に向けた動きが具体化している模様。

　記事によるとウルブスは1月の移籍市場でファンを完全移籍で獲得し、ザルツブルクに貸し出す可能性もあるという。その場合ファンは今季の後半戦、引き続きオーストリアでプレーすることになる。そして改めて20-21シーズンからウルブスでプレーするというシナリオになりそうだ。

　1996年生まれ、現在23歳のファンは韓国のトップリーグで出場歴はなく、2014年に18歳でザルツブルクの下部組織に入団した。FCリーフェリング、ハンブルガーSVへのレンタルも経験し、18-19シーズンにハンブルクでは酒井高徳、伊藤達哉とともにプレー。今季はザルツブルクにレンタルバックとなり、UEFAチャンピオンズリーグではグループ6戦で3ゴール5アシストをマーク。改めて評価を高めていた。

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