レアル・マドリーDFダニ・カルバハルは、パリSGに所属するFWキリアン・ムバッペの獲得を熱望しているようだ。

　2016年にデビューを果たしたムバッペ。弱冠二十歳ながらすでにリーグ・アンでは107試合に出場し、69ゴール32アシストと驚異的な活躍を見せている。リーグ記録を次々に塗り替えているだけでなく、昨年にはフランス代表の一員としてワールドカップ優勝も経験した。

　そんなムバッペだが、来年夏の移籍が度々騒がれている。特に関心を持つのがレアル・マドリーと伝えられており、フロレンティーノ・ペレス会長は20歳のフランス代表FW獲得のために史上最高額を費やすとも見られている。ジネディーヌ・ジダン監督は「以前から彼に恋い焦がれている」と獲得を熱望しており、ムバッペ本人もPSGと契約延長していないことなどから、大きな注目が集まっている。

　そんなムバッペについて、カルバハルがコメント。今季はチャンピオンズリーグのグループリーグ2試合で対峙したアタッカーについて、レアル・マドリーに移籍すべきとの見解を示した。

「彼に何ができるのか、すべてを見てきた」

「彼は世界最高の選手の1人であり、(隣でプレーするのは)素晴らしいだろうね。このクラブは、ベストプレイヤーがプレーするべき場所なんだ」

　また、今後の日程にも言及。レアル・マドリーは15日リーガ・エスパニョーラ第17節でバレンシアと対戦した後、18日には第10節の延期分でバルセロナとの“クラシコ”に挑む。

　カルバハルは「カンプ・ノウで勝ちたい。それ以外は何も気にしない」とし、「今週は我々にとって非常に重要で、美しい。(11日クラブ・ブルージュ戦と合わせて)3連勝を達成したい。メスタージャでの厳しい戦いの後、僕らの休みはバルセロナよりも少ないけどね」と続けている。