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[MOM664]法政大MF紺野和也(4年)_足をつりながらも“違い”見せたFC東京内定MF

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法政大MF紺野和也(右)

[大学サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ supported by KIRIN]

[12.14 インカレ2回戦 福岡大1-4法政大 柏の葉]

 苦しんだチームを救った。延長戦までもつれ込んだ死闘。試合の流れを大きく引き寄せる仕事をこなしたのが法政大MF紺野和也(4年=武南高/FC東京内定)だった。

 前回王者の法政大は序盤から主導権を握って試合を進める。161センチの小兵ながらも圧倒的なドリブルスキルと左足の正確なキックを武器にアクセントを加える紺野は、積極的にボールに絡んで攻撃をリード。しかし、福岡大の固い守備に苦しめられて試合を動かせずに時計の針が進んでいく。

 後半終盤には足をつるアクシデントが発生。しかし、「まだ大丈夫。もう少し行ける」と延長戦のピッチへ向かうと、開始2分で試合を動かすゴールを叩き込む。左サイドからMF橋本陸(4年=西武台高)が送ったグラウンダーのクロスは紺野の元へ。「逆サイドからのクロスに入っていくのは言われている。良いポジションに入れた」と左足で合わせてネットを揺らした。

 さらに延長前半5分には、「(田中)和樹の足は速いので、ちょっと長めのボールを意識してGKと最終ラインの間に出せたし、イメージ通りのアウトサイドのパスだった」と絶妙なスルーパスを供給。抜け出したFW田中和樹(2年=浦和学院高)がPA内でファウルを誘ってPKを獲得すると、田中のシュートのこぼれ球を橋本が蹴り込んでリードを2点差に広げた。足をつっていた紺野は、同8分にピッチを後にするが、チームは4-1の勝利を収めて準々決勝へと駒を進めた。

 “違い”を見せた紺野に、福岡大のキャプテンを務めるDF饗庭瑞生(4年=立正大淞南高)も素直に賛辞を贈る。「和也への対応の仕方は準備していたし、対応できていた部分もあったけど、結局J1に行く和也に決められた。彼の方が上回ったと思う」。

「結果を出してから代われて良かった」と安堵の表情を浮かべた紺野は、「4年間法政でやってきて、いろんな思いがあるし、感謝や恩返しをしたい気持ちがある。それを示せるのは勝つこと、自分が結果を出すことだと思うので、そこにこだわってやっていきたい」と次戦以降もチームに勝利をもたらそうと静かに闘志を燃やしている。

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(取材・文 折戸岳彦)

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