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シャルケ下部組織出身ドラクスラー、2015年にボルフスブルク移籍を選んだ理由は…

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ユリアン・ドラクスラーがこれまでの移籍を振り返っている

 パリSGドイツ代表MFユリアン・ドラクスラーが『Goal』の独占インタビューに応じ、これまでの移籍を振り返っている。

 シャルケの下部組織出身のドラクスラーは、17歳でトップチームデビュー。順調に経験を積み、主力選手に定着していく中で、ユベントスへの移籍にも近づいていたが、「フットボールとはビジネスでもあって、自分だけで決められることではなかった」こともあり、破談に。結局は、2015年にボルフスブルクへの移籍が決まった。

 シャルケにとっては国内のライバルチームでもあるだけに、大きな反発を生み、サポーターからは多くの批判的な声が届いた。ドラクスラーは当時、ボルフスブルクを選んだ理由をこう説明している。

「2016年のEUROが迫っていたんだ。だからチーム状態が良く、チャンピオンズリーグでプレーしているクラブを選ぶ必要があったんだ。(ドイツ代表の)ヨアヒム・レーブ監督の目に留まる試合でプレーできることも重要だった。ボルフスブルクにはその条件が揃っていたんだ。ケビン・デ・ブライネがちょうどマンチェスター・シティに移籍して高い移籍金が入っていたから、ボルフスブルクは財政的に十分シャルケに移籍金を払う余裕があった。そして、僕はボルフスブルクに選んでもらうことができたんだ。ボルフスブルクは自分が目立つ場所に導いてくれる架け橋だったんだ」

 また、ボルフスブルクについて「軽視しているわけではない」としつつ、「当時『ボルフスブルクは子供の頃から夢見たクラブではない』と言ったことは決して悪いことではないと思う。今でも間違っていないと思うよ」と本音もこぼす。

 結果的に、その後クラブに移籍希望を提出したために、ベンチ外となるなど“飼い殺し”状態に。2016年冬にようやくパリSGへのステップアップが決まり、「ボルフスブルクにいなくてよくなって嬉しかったよ。パリに行くと、エネルギーが湧き上がってきた」と明かしている。

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