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名伯楽クルピ、引退へ。日本代表選手を多数育成…教え子に香川、乾、清武、柿谷、南野ら

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 セレッソ大阪ガンバ大阪を指揮したレビー・クルピ氏が引退を決断したようだ。『FOX SPORTS』などが報じている。

 今年4月にアトレティコ・ミネイロの指揮官を解任されていたクルピ氏。66歳の名伯楽はブラジル『Globo』のインタビューで、「私のキャリアは終わりだ。もう十分だろう。これからは孫のお世話をしていく。まだ公式にはしていなかったが、(引退について)明かすのは初めてだ。もう66歳だ。十分、素晴らしかった」と語り、引退の決断について口にした。

 現役時代に母国の数クラブでプレーしたクルピ氏は、1986年に指導者のキャリアをスタート。母国の様々なクラブを渡り歩くと、1997年にC大阪の監督に就任した。1年でブラジルに戻って再び母国で多くのクラブを指揮したのち、2007年には約10年ぶりにC大阪の監督に復帰した。

 そして、C大阪では当時18歳だった香川真司を主軸に抜擢すると、着実にチームを強化。2009年には香川と共に乾貴士を軸としたチームを構築し、J2からJ1への復帰を果たした。2010年に清武弘嗣家長昭博を擁し、J1で3位にチームを導いたあと、2011年に家庭の事情で退任するも、2012年の夏に再び復帰。柿谷曜一朗山口蛍扇原貴宏南野拓実など、数多くの名選手を指導してきた。2014年に母国に戻った後、2018年にはG大阪の指揮官に就任し、若手を積極的に起用したが、結果を残すことができずにシーズン途中で退任していた。
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