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カッサーノが明かすクリスマスが近づくと不思議に思うこととは?「常に外国人選手が…」

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 元イタリア代表のアントニオ・カッサーノ氏が、イタリアメディア『メディアセット』のTV番組『ティキタカ』に出演し、持論を展開した。

 セリエAは今週末に行われる第17節が年内最後の試合となり、クリスマス休暇に突入する。しかしインテルではFWラウタロ・マルティネスやMFマルセロ・ブロゾビッチ、ミランではMFルーカス・パケタやDFテオ・エルナンデスが出場停止で欠場。さらにはユベントスのMFロドリゴ・ベンタンクールも欠場となっており、単なる偶然なのか定かではないが、カードの累積による出場停止処分を消化する外国出身選手が多いことに注目が集まる。

 カッサーノは、この時期になるとなぜか毎年のように外国人選手の出場停止が増え、一足先に休暇へ旅立つ者が多いことについて、「クリスマスの前になると常に出場停止の外国人選手が出るのは不思議だ」とコメント。すると同席していたクリスティアン・ビエリ氏も、「私が現役だった頃も3週間早くバカンスに行っていた同僚がいた」と証言した。

 またバーリ出身の悪童は、自身の現役時代のエピソードに言及。ミラン在籍時にクラレンス・セードルフとズラタン・イブラヒモビッチが一触即発となったときのやり取りを明かした。

「今だから言えるが、素敵なエピソードがあった。フィオレンティーナ対ミラン戦(2-0でミランが勝利)の試合前、セードルフがボールを取り上げて、『今日の練習はやめよう』と言い始めた。イブラがそこへ向かっていこうとしたところ、(当時の指揮官マッシミリアーノ)アッレグリがそのボールを取り上げて、練習を中断。『ここで指揮を執るのは私だ。ケンカするのもお互いを侮辱するのも良いが、私が命じたことをするように』と言ったんだ。フィレンツェのピッチでは、セードルフとイブラヒモビッチが得点して勝利を収め、その後も6~7連勝したんだ。偉大な王者2人と偉大なマネージャーだったよ」

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