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7発大勝よりも3失点反省の明治大…3年生のミスを4年生がカバー

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得点したDF佐藤瑶大だったが、この日はそれよりも失点を反省していた

[12.19 大学選手権準決勝 明治大7-3関西学院大 駒場]

 予想外の大味ゲームになった。先制点を奪われた明治大(関東1)はその後の今季最多7得点で逆転勝ちを飾ったが、ゲーム運びにはやや不満が残った。

 DF佐藤瑶大(3年=駒澤大高)は「甘さが出てしまった」と振り返る。前半41分にMF中村健人(4年=東福岡高)のFKを合わせて逆転弾を決めていた佐藤瑶だが、後半2分に自らの対応のミスから失点に絡んでしまう。

 その後、3-3と同点にされたところで、DF常本佳吾(3年=横浜FMユース)と一緒に先輩DF川上優樹(4年=矢板中央高)、DF小野寺健也(4年=日大藤沢高)と交代。試合後は「自分のゴールよりも失点のほうに目を向けないといけない」と猛省した。

「(今季は怪我の影響で)優勝の瞬間のピッチに立てていない。今年のチームには何も貢献出来ていないと思っている。今日のミスで決勝に出られるかは分からないけど、出られる準備だけは常にしたいなと思います」

 ただ先輩たちが後輩のミスをカバーした。代わりに出た川上、小野寺をセンターにした4バックへのシステム変更で守備を落ち着かせると、小野寺は後半35分にMF中村健人(4年=東福岡高鹿児島内定)のFKのこぼれ球に詰めて、チーム5点目を奪った。

 ヘディングが得意で、足での得点は「記憶にない」とにんまりとした小野寺も、「まずは(自分たちが出てから)ゼロで抑えられたのが大きかった」と胸を張る。レギュラーCBの3枚が3年生ということもあり、「4年としての意地があった。ここで失点したら俺と川上の4年間の積み重ねがなくなってしまうと思った」とホッとした様子で話した。
 
(取材・文 児玉幸洋)

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